サラリーマンになってから月日が早い
サラリーマンになった途端に月日が過ぎるのが早くなった。
そんな経験はありませんか?
私は、サラリーマンになった途端…
気づけば夏がきて、冬がきて、そしてあっという間に1年が過ぎ去っていくように感じます
ひどいときには、季節すら忘れてしまうほどです。
ああ涼しいな~、まだ春は来てないな~…いや、そういやこれから冬だったか?あれ今何月だっけ?
ボケているじゃないの?と思われるかもしれませんが、ひどいときはほんとこんな感じです。
なぜこんなにも、大人と子供とでは時間の過ぎ方が異なるのでしょうか。
ジャネーの法則でも発動しているのでしょうか?
ジャネーの法則
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。 例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。
(出典:Wikipedia「ジャネーの法則」)
サラリーマンになってから時間の流れが早く感じる理由。
それはおそらく、毎日の生活における刺激がないからでしょう。
子供の頃というのは、社会というのは知らないことで溢れていて毎日毎日になんらかの新しい発見があります。
それに対し、社会人というのはもはや世の中の仕組みを理解し、新しい刺激なんてほとんど感じることなく同じような生活をしている人が大半です。
新しい刺激の代わりにストレスだけはシャワーのように降ってくるんですけどね^^;
毎日同じように働き、同じような毎日を送る。
そんな生活が1年中、強いては何十年も続いていくのです。
時間感覚がおかしくなっても不思議ではありません。
会社と自宅の往復、これほどつまらない生活はありません
しかしながら、それを繰り返さないと生きていけません。
サラリーマンの中には、そんな生活に嫌気がさして自身で会社を興したり、仕事上でなんらかのチャレンジをしたりする人もいます。
ただ、世の中のサラリーマンのほとんどは凡人です。
そんな凡人のサラリーマンは雇われリーマンから抜け出すことはできません。
結局、単調な生活の繰り返しにとらわれ続けます。
趣味や生きがいを見つけても時間の流れは早くなる
単調な生活を避けるために、多くのサラリーマンは何らかの生きがいを探します。
それは趣味であったり家族であったりと人それぞれです。
しかしそれらはサラリーマン生活を耐えるための生きがいであり、本当の意味での刺激にはなりません。
それゆえ、そういったモノを見つけたところでサラリーマン生活が単調であることには変わりありません。
となるとやはり、時間の流れを早く感じるのを止めることはできません。
趣味などで気を紛らわしたところで、生きがいに費やしている以外の時間は単なる我慢の時間である限り、日々の生活は単調の域を超えることはできないのです。
諦めて早い時間の流れに身を任せる
時間の流れは早く感じるけれども、それを抜け出すような何かは見つからない。
そうなればいっそのこと早く流れる時間の流れに身をまかせよう、そういった考えも良いと思います。
仕事とはつまらないもの。
いっそのこと、そう割り切ってしまうのも大人かもしれません。
私はそう割り切って仕事をしています。
つまらない毎日のお詫びとして毎月給料というお金をもらっているのです
そう、給料とは人生を無駄に浪費させてしまったことに対するお詫びなのです。
ある種の慰謝料とも言えます。
企業側に莫大な利益をもたらすために人生を犠牲にした奴隷たちに対するささやかな慰謝料
極端な例えではありますが、あながち間違っているとも言えないのが哀しいですね。
人生とはあっという間とよく言われますが、実はその通りなのかもしれません。
ほとんどの老人は死ぬ間際に「もっと〇〇に挑戦していればよかった」と後悔するそうです。
時間の流れに身をまかせようなどと言っておきながら、あっという間に死ぬ瞬間がやってきたら、それはそれで後悔するかもしれませんね。
そういえば、かのスティーブ・ジョブスも名言を残していますね。
明日死ぬとしたら、今日自分はどう生きるか。それを毎日考える
素晴らしい言葉だと思います。
一度、立ち止まって何かを考えたくなります。