期待していた最終面接に落ちて途方に暮れる
期待していた最終面接を逃し、途方にくれた日。
目の前が真っ暗になるという言葉がありますが、まさにそのような状態でした。
精神的に不安定になるというよりは…もう疲れました
それが本音です。
何度も何度も求人に応募し、やっとのことで書類選考を通過。
その後は、何とかほぼ強行的に面接時間を作り出し、朝早くから遠出をして面接。
もちろん、携帯は仕事の不在着信の山で、面接の次の日は弁明に全神経を集中します。
また、そんな苦労して受けた面接でも書類選考と同様に落ちることは多々あります。
中には「とりあえず面接してみた」と軽い気持ちで書類選考を通過させた企業も。
その「とりあえずの面接」を受けるための時間を、こちらはどれくらい苦労して捻出したものか。
そんな数多の苦労を乗り越えてようやく得た最終面接というチャンス。
またとないチャンス、しかし現実は… 落ちてすべてが無に帰してしまいました。
最終面接に落ちた理由を後から聞きましたが…
これまでの仕事をしっかりと取り組み過ぎているので、結構適当なウチだと苦労しそうだから
だそうです。
なんだよそれ…。
しっかりしているから適当なウチでは採用しません?
本当にわけがわかりません。
今後、逆恨みではないですがその企業の製品は2度と買わないことに決めました。
以前に断った内定が頭にちらついてしまう
いまさらですが頭に浮かぶのは、以前断った内定です。
たしかに自身の条件と違ったので内定を辞退したものの、やはりこうなるとどうしても頭に浮かびます。
あのとき妥協していてもよかったんじゃないか?
もう内定なんて今後もらえないんじゃないか?
過去を振り返っても戻れるわけではないのですが、こればかりは仕方がありませんでした。
それほど、心身ともに疲労しています。
とりあえず現在の状況を整理すると、ディベートのような面接を通過して得た企業の最終面接が1つです。
ポジティブに考えると、最終面接がまだ1つあるにはあるのです。
ただ…やはりネガティブな思考というものは考えれば考えるほど浮かんでくるもので、
この1社を逃したら、本当に振り出しに戻ってしまいます。
そのことだけが頭にありました。
そんなこともあり、その企業に落ちた場合を想定して新たに数社応募しました。
ちなみにこのあたりから、求人に対する選定基準がかなり甘めになっていきました。
転職活動を始めると求人に対する要望が時間と共に薄れていくとは知っていたのですが、
たしかに理解できるようになりました。
数ヶ月も選考に落ち続けると誰しも自信がなくなってくるものです。
そんなかんだで、とりあえず手持ちの最終面接を受ける手続きを行いました。
面接には役員クラスの人がくるとのことで、案の定日程は平日のど真ん中でした。
最近は上司にも目をつけられるようになり、 同僚・先輩からもおかしいと評判が立つようになってきました。
お前転職活動でもしてるんじゃねえだろうな?
などと言われたときには、心臓が止まりそうな思いでした。
また、さすがにこれだけの面接を受けてきたわけですから、 強行して仕事を休んだ日も相当な数になります。
転職うんぬんに関わらず、もう今の会社でも評判は回復できないでしょう。
もう後には引けないのです。
結局、次の最終面接もゴリ押しで受けに行くことになりました。