午後5時30分以降に思うこと
午後5時30分、業務上の定時です
派遣のお姉さんや一般社員の人々は早々に会社を去っていきます。
そして私は、いつもうらやましい目でそんな人々を見送ります。
外を見るとまだ明るく、一度でいいのでこんな時間に帰ってみたいものだと毎日思います。
学生の頃は、たまににはこんな時間に帰られるだろうと高をくくっていました。
今思えば、 甘い考えでしたね。
現実には、体調を崩さない限り帰られません。
まあ、体調を崩しても帰られない場合もありますが。
午後7時00分、少し疲れてくる時間帯です
いや、疲れるというよりは腹が減ってくる時間です。
こういったときはいつも、我慢せずに何かを食べるようにしています。
実際、長い残業に耐える意味でも、この時間のエネルギー補給は重要なのです。
コッソリと忍ばせておいたスナックを食べたり、ジュースを飲んだりして飢えをしのぎます。
夜の間食が原因で太ってきているのは自覚しているのですが、やめられません。
自身の健康より、今の飢えをどうにかすることしか頭にないからです。
一年間で体重が15kg以上太ってからは健康やボディスタイルなどはどうでもよくなりました。
ストレスが少しでも解消できるのであれば、もはや健康などどうでも良いのです。
午後9時00分、外は暗くなりヤル気が削がれやすい時間です
世の中のサラリーマンの中には、既に帰宅して自由な時間を過ごしている人もいるんだろうなと思いながら、
終わらない業務に嫌々取り組みます。
だいたいこのくらいの時間帯くらいから、徐々に感覚が麻痺してきて、 逆に疲れを感じなくなります。
妙なハイテンションといいましょうか…
仕事自体にはヤル気がないものの、 疲れを感じにくくなってきます。
まだまだヤレるじゃん。
そんな気分になり、良くも悪くも時間を忘れて仕事に没頭します。
午後11時00分、生きてる意味がわからなくなってくる時間です
仮にこの時間に業務が終了したところで、待っているのは帰宅と睡眠だけの生活。
生きるモチベーションが削がれるような気持ちになります。
こんな生活を続けていれば、いつか死ぬかもしれない。
そんなことを考えながら、引き続き終わらない業務を続けます。
午前1時00分、誰かに殺して欲しくなる時間です
この時間くらいまで働くようになると、もう気持ちは完全にブルーになっており、
思考能力も急激に低下しているのを実感できるようになります。
仮に業務が終わったところで、もちろん終電はありません。
クルマやタクシーで帰宅するしかないのですが、 運転する気力が湧いてこないのも事実です。
ラジオをつけたところで、わけのわからないローカルラジオが流れてくるだけで気分が滅入ります。
先輩や同僚の中には、こんな時間まで働くのが普通と思っている者も多々いるわけで、
本当に頭がおかしくなりそうです。
こんなに働いても、もっと遅い時間がデフォルトなどとはっぱをかけられることもあるわけで、
なんだかいつか発狂しそうな気がしてなりません。
笑うこともなくなり死んでないだけの人になる
日付が変わるほど働くようになると、もう誰かに殺して欲しい発作に駆られることがあります。
毎朝吐き気を感じるようもなりました。
実際にトイレに行くこともありますが、えずくだけで吐くことができません。
だいたいこのとき、頭痛で視界がグルグルと回っていて…
とりあえず何かヤバイ状態なことだけは自覚できます。
また、笑うこともなくなり、何に対しても楽しみを感じることができなくなっていました。
楽しみを感じることができないと言いましょうか…
楽しみ方を忘れたような感覚です。
まるで自分自身を客観的に見ているような気がして、目の前の刺激を直に受け取れないのです。
まあ、毎日のように罵倒され続けていれば、感情を殺す術が身についても不思議ではないでしょう。
まともに受け止めていれば、すぐにでも精神崩壊しそうなのですから。
人間、健康が一番です。
健康が一番ですが、ここ最近は何かとヤバイです。
心が死んできているのがわかります。
心が崩壊してからだと、手遅れになるかもしれません。
帰宅途中、クルマを運転しているときに…
どこかにぶつかって事故でも起こしたら明日は会社に行かなくても良いのかな?
なんて思い始めるようにもなってきましたので、いよいよ限界です。
実際、事故は起こしませんでしたが…
帰宅時に自宅付近の駐車場にクルマを止める際、
疲労からか距離感がわからずバックで壁にクルマをぶつけてしまいました。
だって、頭の頭痛と吐き気と視界がグルグルしてヤバイんですもの。
もう限界です。