激務から解放されたと実感する
退職後、引っ越しから何やらと忙しい日々が続いていましたが、ようやくひと段落してきました。
今は有給消化中で、信じられないくらい時間が有り余っている生活を過ごしています。
あまりに時間がありすぎて何をしてよいかわからなくなっています
結局、これなんです。
あのまま激務の生活を続けていたところで、仕事を取ったら何も残っていないのです。
きっと、今感じている何をしてよいかわからない感覚は、あのまま働いていたら定年後に感じていたのでしょう。
少しの貯金や退職金と引き換えに人生に何も残らない生活。
今考えたらゾッとします。
また、家にずっといるのも暇なので外に出てみると、それはそれでいろいろな発見があります。
例えば平日の定時頃に街へ出かけると、意外に帰宅中のサラリーマンが多いことに気づきます。
こんな時間なのに、結構帰宅するサラリーマンは多いんだな
とあらためて実感しました。
やはり皆が皆、日付が回るまで働かされているわけではないのです。
深夜ではなく夕方に帰宅できるサラリーマンもいるのです。
単に以前の私の生活が異常だったのでしょう。
でもあのときは、それが普通と思っていたので、何も感じませんでした。
思考が停止していたのだと思います。
おそらく、以前の私のような人間が俗にいう社蓄なのでしょう。
自分の環境に疑問を抱かず、他人も同じくらい苦しんでいるはずだと思い込む。
経営者からすれば、本当に使いやすい人材だと思います。
とりあえず、社蓄になる前に逃げ出せてよかったとつくづく思います。
自宅に帰宅してから外を見て夕日が見える生活。
以前からの憧れです。
次の職場がどんな感じかはわかりませんが、少しばかりは期待したいものです。
2週間くらい休んだら休むことを思い出す
だいたい2週間くらい休んだあたりから、休むということを思い出してきました。
仕事のことを考えず、仕事の電話もかかってこず、完全に自由にできる時間。
それが本来の休日です。
学生時代はあたりまえだった休みというものを、やっと思い出してきた気がします。
精神的にはかなり安定してきましたので、最近は情緒不安定になったり泣いたりすることもなくなりました。
やはりすべての原因は仕事にあったようです。
吐き気もなくなりましたし、視界がグルグルと回ることもなくなりました。
体調は徐々に回復してきているようです。