もう休みの口実が思いつかない
書類選考にいくつか通り、面接を受けるようになると…
あらためて在職中の転職活動が難しいことなんだと再認識しました。
何が難しいのか?それは…
平日に休みなんてそうそう取れるものではありません
休日ですら休日出勤で出ているというのに、どうやって平日に時間を確保しろと。
ネットや書籍で情報収集すると…
有給などを有効に使おう!
などと書いてあるのですが、バカなんじゃないかと思います。
そもそも…
平日に簡単に有給が取れるホワイトな職場なら転職活動なんてしません
でも結局、有給や欠勤をしないと面接に行けませんので、毎回恐る恐る有給申請をします。
正直、欠勤でもよかったのですが、仕事柄突発の休みが続いてしまうと、
転職活動が終了する前にマズイことになる気がしたのです。
有給申請をすると案の定呼び出しをくらい、理由を尋問されました。
本当は、社員が有給申請をした場合、その理由を聞いてはいけないらしいですが、そんなものは関係ありません。
なぜ休みを取るんだ、別の日にしろ!仕事終わってないだろうが!
予想通り却下されました。
「別の日に取れ」というのは、「仕事がひと段落したら取れ」という意味だとは思うのですが、
次から次から仕事が振ってくる現状を考えると、「別の日」はとうぶんはやってこないということがわかります。
きっと未来永劫やってこないでしょう。
しかし、転職面接を進めている企業へ面接日時の返事を返す期限は迫ってきてますので、
まさに仕事か面接のどちらかを優先するかといったジレンマに陥っていました。
考えに考え抜いた結論。
それは… もう、体調不良で休むしかない。
そう決意しました。
そして、もう何も考えずに仕事を休みました。
有給も取れない無断欠勤もできないとなれば、後は体調不良で休むくらいしか思い浮かびませんでした。
もちろん、朝から携帯は鳴りっぱなしで、電話にでると即尋問されました。
いまどこだ!?何してる!?仕事はどうした!?
適当にあしらうも、精神力がすり減らされていきます。
面接を受けに行くために休みを取ったのに、面接以外のことで精神力を使い果たしそうです。
実際、面接では「キミ、何か疲れているね」などと言われたこともあるわけで…
あたりまえだろうが!!こちとらどんだけの労力を要してこの面接に来てると思ってんだ!
と怒鳴りたくなりました。
そんな感じに、せっかく休みを取ったのに面接自体がグダグダに終わることも多く、
実際のところ面接は選考見送りの連続です。
「覇気が感じられなかった」なんて理由で落ちたこともありました。
こちとら休みを取るために複数の部署に言い訳し、上司や先輩からの尋問をくぐりぬけ、
さらに朝早くに起きては新幹線で何時間もかけて面接に言っているのに…
疲れていて覇気がない!?あたりまえでしょうが!
と反論したくなります。
同時に、在職中に転職活動に対してストレスを感じるようにもなってきました。
辞めてからの転職活動はリスクが高いと言われ続ける
在職中の転職活動は気力が持ちません。
というよりはむしろ、自分の力を存分に発揮できていない気がします。
何度も何度も、こんな活動で良いのかと悩み続けました。
いろいろと専門の人に相談にも行ったのですが、ある転職仲介業者の人には…
辞めて少しでも無職の期間を作ってしまいますと、市場での価値が大幅にさがります
と言われ、またある人には…
計画を持って集中的に活動するのでしたら良いですが、相当の覚悟が必要です
と言われました。
つまりは総合すると、辞めてからだと時間が経つにつれてリスクがあがっていくので危険ということです。
また、無職の状態だと、企業側から足元を見られたり、執拗に安く買い叩かれることもあるそうです。
いずれの場合も、マイナスになることはあれどプラスにはならないとのことです。
しかしながら、会社を休んでの転職活動には限界があると感じました。
実際、上司には目をつけられましたし、休みを取ることは加速度的に難しくなっていきました。
本当に、精神力が持ちそうにないです。
休みの理由も… 体調不良、急な帰省、両親の体調不良、虫歯の治療…
もうムリです。
これ以上、平日に休みは取れません。