昔の職場に戻された悪夢を見るとき
退職して時間が経った今でも、たまに昔の職場に戻されたような夢を見ることがあります。
あれっ、なんでまたあの職場にいるのだろう
などと思いながら、冷や汗を流し気持ちが動転します。
もしかして転職したと思っていただけで現実はまだ転職なんてできていなかったのか
むしろ、転職したと思っていたのが夢だったのか
そんな風に考え、どうしようもない絶望感を感じたところで目が覚めます。
もちろん、現実には転職は完了していますので、たいていは夢がさめた後に安堵します。
このような体験は、私の知る限り結構めずらしいことではないようです。
転職前の職場が劣悪、トラウマであればあるほど、この手の悪夢は見やすいようです。
経験したことがある人ならわかると思うのですが、こういった悪夢は妙にリアルで、
悪夢を見ている最中は本当に夢だと認識することができません。
昔の仕事場で働いている悪夢から、飲み会に参加している悪夢まで多種多様です。
おそらくこんなにたくさんの夢を見るということは、それだけ心の奥深くに根強く刻まれたトラウマなのでしょう。
逆を言えば、それほど精神的に危ない状態だったのです。
あのまま転職せずに我慢していれば、それこそ精神が崩壊していたかもしれません。
行きつく先はうつ病で倒れているか過労自殺しているか、いずれにせよロクなものではないでしょう。
そういった意味で、転職して本当によかったと思います。
転職活動を振り返ってみて
転職活動で成功する秘訣。
自身の転職活動を振り返ってみていろいろと考えましたが、結局のところ…
縁としか言えないのではないかと思うようになりました。
転職活動を計画的に取り組んでも、口先だけのブラック企業に騙されてしまうと、
より劣悪な職場環境へ行ってしまうでしょう。
逆に転職活動を適当にこなしていても、たまたま優良な企業に転職することができると、
計画性とは関係なしに転職活動は成功したことになります。
現に、私の転職活動を振り返りましても、
最終的に入社したのは 当初は第2志望であまり気にもとめていなかった企業です。
しかも、時間的な都合から、面接を放棄して選考を辞退してもおかしくなかった企業です。
私にとっての転職先の企業との縁と偶然、それはいくつかあります。
まず、タクシーを呼んでまでその企業を受けていたかどうかといった点です。
おそらくその時点で持ち駒が0でなかったら、選考を辞退していたでしょう。
たまたまそのときに持ち駒が0だったがゆえに、がんばってでも受けてみようと思ったのです。
次に、タクシーの運転手が裏道を知らなかったら、結局のところ間に合わず選考を辞退していたでしょう。
おそらく体調不良を理由にブッチしていたと思います。
いくつかの状況が偶然に重なり、最終的にその企業から内定をもらい現在に至ります。
本当に…計画性も何もあったものではありません。
ただ、計画性はありませんでしたが、1つだけ確信していることがあります。
それは…
あきらめず粘り強くがんばりました
何度も絶望の淵に落とされても、きっといつかは報われるはずだと信じて転職活動を続けました。
この転職が成功なのかどうかはまだわかりませんが、とりあえず何か前に進めた気はします。
なにはともあれ以上が、私の転職活動全般の体験記になります。
読み返してみると本当にいろいろなことがあり、当時のことを懐かしく思うこともあります。
また機会があれば、転職後の会社における体験記も掲載していきたいなと思います。
他の項目と同様、不定期ながら更新していきます。