老人狩りの時代がくる恐怖

今の世の中は老人が優遇されている。

情報メディアの発達に伴い、徐々にその事実が隠せなくなってきています。

なんでそんなに老人ばかりが優遇されるのか?

理由は簡単です。

老人を優遇しておけば選挙での見返りが大きいからです

逆を言えば、それ以外の理由はありません。

政治家にとって老人は利用価値があるから優遇するのです。

政治家全員が敬老精神に満ちあふれているから老人を優遇するわけではありません

そう、ここです、ここが恐いのです。

今は世代間の人口分布が年寄り側に偏っており、年寄りを優遇することに見返りがあるからこそ何かと年寄りよりの政策がなされます。

しかし、これは将来的にどうなるかはわかりません。

今の若年層が年老いたときには、全く状況が変わっている可能性もあります。

例えば移民を大量に流入させ、全員に選挙権を持たせたとしたら日本の人口分布はあっという間に若者中心の分布になるかもしれません。

そうなると懸念されるのは、老人軽視の完全な若者寄りの政策です。

今の若者がされているのと逆に今度は老人が虐げられます

年金は不平等として支給年齢や支給額の見直しが入るかもしれません。

定年は引き上げられ、死ぬまで企業で使いつぶされるかもしれません。

若者支援と称して、ある年齢以上からは信じられない重税がかけられるかもしれません。

とにかく、今の老人と同じ生活は望めないでしょう。

 

今の若者が老人になったときは大丈夫か

今の若い層はとにかくお金がありません。

今後増える見込みもありませんし、将来への蓄えもありません。

そんな世代が年老いた頃には貧乏老人であふれれかえります。

加えて、生涯未婚率も順調に上がっていますので、貧乏なだけでなく孤独な老人であふれかえります。

お金も配偶者もなくただただ毎日を生きているだけの生活。

そんな無為な日々を過ごす老人が増えてしまうのです。

では将来の若者はそのときの老人をどう見ているのか。

ポジディブに想像しますと、前時代の犠牲者として老人に対する敬老精神にあふれているかもしれません。

ネガティブに想像しますと、現在の老人に対する不満がそのまま次の若者へと引き継がれているかもしれません。

考えたくはないですが、次世代の若者から税金泥棒と老人批判を受けるかもしれません。

冤罪もよいところです。

前の世代が裕福な時代を過ごした割を食わされ、国からも邪魔者扱いされ、次の世代からは世代間不満への標的にされる。

そうなって欲しくはないですね。

ただいずれの場合も確実に言えることは、今と未来における老人の生活環境は大きく変わるといったことです。

良い方向へ変わってくれれば良いのですが、なぜか良くなるとは思えません。

現在ではオレオレ詐欺に代表されるように、何かと老人がダーゲットにされることが多いですが、今後これらがますます増えてくると思うのです。

オレオレ詐欺による振込みなどはまだ間接的でかわいいものですが、これがもっと直接的になったらと思うとゾッとします。

直接的とは、騙して振り込ませるなど面倒なことをせず暴力によってお金を巻き上げることです。

老人はお金を持っていると思われ、老人襲撃が激増する。

移民政策などによって治安が急激に悪化すれば、そんな絶望の未来がやってくるかもしれません。

お金を持っている老人は警備を充実させて自己防衛するでしょう。

対して貧乏老人は無防備で襲われ放題になるでしょう。

また、治安の悪化によって寝たきりではないのに無用心なのであまり外出は出来ずに家に篭城する生活が続くかもしれません。

想像しただけで吐き気がします。

そんな世の中にならなければよいのですが。

 

今からできることは何か?

仮に将来、老人狩りが頻発する世の中がやってくるとして、私たちは何をすればよいでしょう。

考えられるとしたら次のことくらいでしょうか。

お金があるには越したことはありましたが、そもそもそのお金がないのが今の若者の問題なわけでして。

体を鍛えるのは健康には良いかもしれませんが、たえ鍛えたところで襲ってくるのは肉体的に屈強なその時の若者でしょうし無意味かもしれません。

悔いが残らないように今を楽しんでおく、これは案外ありかもしれません。

治安はいきなり悪くなるのではなく、必ず何らかの兆候やきっかけはあるでしょう。

それらを敏感に察知して、ヤバイと思ったら本気で拒否運動をするのは有効かもしれません。

以上の対策をすべて頭に入れて行動するとしたら…

お金を溜めつつジムに通い、今を楽しみながら生きつつ政治や政策の動向にも目を見張っておく

といったところでしょうか。

何だかすごいアクティブな人になれそうですね。

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