若者の年金が絶望的という絶望
今の若い層が老人になるころには年金システムは崩壊している。
これはもう理論的に明らかだそうです。
しかし実際、この問題に対する真剣な対策はいまだされておりません。
一番有用な対策は、すべての世代を全体的にみて調整を加えていくことだそうですが、それに少しでも取り組もうとすると今の老人たちから反発を受けて何もできない模様です。
なるほど、人数だけバカ多い老人たちは恰好の票田ですからね。
まあ政治家は老人を敵に回ることはないでしょう。
それではどうするか、答えは簡単です。
放っておくのです、適当に対策するポーズだけ見せておけば良いです
それで老人たちは納得するでしょうし、気力を抜かれた若者たちは反発する気力もないでしょう。
結局、自分の世代だけ年金がもらえればあとの世代はどうでもよいと考える老人が多い以上、この現状は改善されることはないのです。
その結果、必然的に将来は絶望的な状況に陥ると思われますが、今の老人はそのときにはすでに他人事です。
というよりはほとんどは他界しているでしょう。
では残された人たちはどうなるか?きっと地獄を味わうことでしょう。
年金は将来どうなってしまうのか?
このままいけば、将来的に年金システムはどうなってしまうのでしょう。
考えられるのは受給年齢の上昇と受給額の低下です、それ以外に有効な方法が考えられません。
それに伴い、定年という概念もなくなるかもしれません。
生涯現役?仕事に捧げるすばらしい人生?
どんなうたい文句が出てくるかわかりませんが、メディアを通じた何らかのフレーズを使ってそそのかされ、死ぬまで働けといわれる時代が来るでしょう。
年金の受給年齢に関しては80歳まで上がるかもしれません。
年金というのは体が動かなくなって働けない人が受け取るもの、体が動けるうちは働かないといけない
そういった洗脳教育がされるかもしれません。
老後という概念はなくなり、老後=死といった価値観が広まることでしょう。
若者が訴えても無駄という非情な現実
生涯働かされ続ける人生、そんな人生は本当にごめんです。
とはいえ、若者側からはどうすることもできません。
将来に大きな痛手がくるのなら今からでも多くの世代で痛み分けをしましょう
私はそう思います、皆で平等に痛みを分けをすればまだ平等です。
しかし、現実的にはそうはならないでしょう。
老人たちは必至に反発します、すべてのツケを若者に押し付けようとするでしょう。
まさに世代を超えたイジメです。
こんな状況を見据えて今の若い層が年金を払いたがるわけがありません。
私は別に年金を食いつぶした政府を責めたいわけではありません、単にしっかりと将来に対しての議論を進めた上で安心して年金を払いたいだけなのです。
類まれなひどい時代を経験できる若者
まあ何を言ったところで、このまま平行線のまま時間だけが過ぎていくのは確実です。
徐々に支給年齢が上げられていき、支給額の減額にも手を染められていき、ほとんど年金として成り立っていないにもかかわらず…
(80歳以上で)ちゃんと(生活するには全然足りないわずかな額を)支給しています!年金は崩壊していません
と言い張られることでしょう。
これは本当に覚悟しておかなければいけません。
今の若者は、数十年後に類まれなひどい時代を経験することになるでしょう。
私の予想では、まずは将来の若者が洗脳されると思っています。
そして、年金をしっかりとよこせと訴えるその時の老人に対して…
生涯しっかり働いてあがりまえだろうが!私たちもそうするんだから!
と将来の若者サイドから反発をけしかけてくるよう仕込むに違いありません。
政府から老人を押さえつけるのではなく、国民(若者)から国民(老人)を押さえつける方法を取るでしょう。
ホント、真剣に覚悟しておかないといけないですね。