上司よりも先に帰りづらい糞文化

日本の職場の多くでは上司が残業しているとどうしても先に帰りづらい雰囲気があります。

もしくは、先に帰ると後で嫌味を言われたり罵倒されたりする職場もあります。

まさに、世界に誇る日本サラリーマンの糞文化の一つです。

加えて、おまえ何で俺より早く帰るんだ！などと罵倒されるだけならまだしも、現実には…

早く帰るということは仕事が暇なんだな！もっと仕事をやろう！

などと余計な仕事を次から次へと投げ込まれます。

なぜ、仕事を早く終わらせたのに嫌味を言われるのか？

なぜ、さっさと仕事を終わらせて残業をせずに帰ると怒られるのか？

よくよく考えると不思議ですよね。

残業を美徳とし定時帰宅が悪とみなされる

そんな負の慣習が日本には昔から根付いています。

こんな糞な文化はさっさと消滅してほしいものですが、いまだにしっかりと根付いています。

加えて、残業を美徳とするのだけでなくサービス残業までも美徳とする職場すらあります。

なんなんでしょうねこの国民性は。

本当につくづく救えません、本質的に奴隷体質なのでしょうか。

残業が前提の業務を与えられ、しかもその残業代も出ないとなれば、誰もマジメに仕事なんてするわけがありません。

仕事をしている振りをしてなんとか決まった時間までダラダラと労働するだけです。

効率よく仕事を終わらせるなんて状態とはほぼ遠く、非常に生産性の低い労働になります。

ホントこの国は、こと労働環境に関しはグローバリズムと真逆の方向へと突っ走っています。

最近は昔より幾分かマシになったとはいえ、やはりおかしい職場はいまだにあふれています。

部下が上司よりも早く帰ったっていいんじゃないですか？

なぜいけないのでしょう？そもそも、上司は管理職でしょ？

管理職と平社員とを一緒にしている時点でおかしいのです

管理職は残業代が出ない給与規則になっていることが多いですが、その代わりにある程度の給与アップを受けています。

そんなベースが高いにもかかわらず、平社員の部下にサービス残業を強要する。

なんという自分勝手な行動でしょう。

若い社員は未熟なのでサービス残業でもして技術を身につけるべきだ

ベテランの社員にありがちなサービス残業を肯定化する決まり文句のひとつです。

あれもおかしいですよね。

未熟だから何なのでしょうか？

そんなもの知るか！若いうちに未熟なのはあたりまえだ！

それを承知で採用したんだろうが！それとサービス残業は別問題だバカが！

と多くの若手は反論することでしょう。

未熟な社員が嫌なら、そもそも新卒社員なんて採用しなければよいのです。

ひたすら中途社員だけで回し続けていけばよいのです。

特にサービス残業に関しては明らかな法律違反です。

そんな法律は時に守らなくても良いなんて言おうものなら、別に会社の規則を破って昼寝をしていたりサボって遊んでいたりしても良いのです。

でも、そんなことをしたら懲罰を受けますよね。

何でサービス残業は許されて、会社を抜け出して遊びに行くのはダメなのでしょうか？

都合の良いときだけ規則は規則だと主張するのは、企業にとって都合の良いダブルスタンダードでしかありません。

こうした視点から見ると、企業って何だか聞き分けのない駄々っ子のように思えます。