激務だと世間の流れが見えない
朝早くから働き、深夜遅くに帰宅する生活。
そんな生活を送っていると、世間の流れが全く見えなくなります。
今、何が流行っているのか?どんなニュースがあったのか?
そういった世間の流れがまったくわからなくなります。
まあ、自宅と会社の往復のみを繰り返して、たまにコンビニに立ち寄る生活ですので仕方ありません。
世間の流れは全くわからないのに、無駄にコンビニの新商品に詳しくなります。
そしてたまの休日にショッピングセンターなどに行くと、まるで同じ社会人とは思えないほど活き活きした人々であふれているのを見てとても憂鬱になります。
この人たちはいったいどんな生活を送っているのだろう?などと思いつつ、一人虚しく徘徊したものです。
家族連れが多い中、1人でフードコードで飯を食っていると泣きたくなることもありました。
なんで1人なのにフードコードなんかにきてしまったのかとよく後悔したものです。
意外とお金も溜まらない現実
激務で生活を犠牲にしている分、お金は溜まっているはず!
そう思っていた時期もありました。
しかしそれも、実家通いや優良企業の友人たちと出会うとそれが思い込みだったことに気づきました。
実家通いの友人はコスパ最強ですし、優良企業の友人はそもそものベースが違います。
それに比べて私はそんなにお金がありませんでした。
ストレス解消でバカ食いしたり無駄遣いしたりしてしまうため意外にお金は溜まらないのです
時間もない、お金もない、いったい何のために生きているのか。
わけがわからず、時間だけが過ぎる毎日。
本当に単なる時間の無駄でした。
無意味な激務生活は単なる人生の無駄遣いです
激務の対価としてお金や名誉、人脈などが得られるのならまだしも、ほとんどの企業での激務労働で得られるものなんて何もありません。
手に入るのは理不尽に耐えられるストレス耐性と荒んだ心だけです。
潰れるくらいなら転職しよう
正直なところ、激務で人生が壊れてしまうくらいなら転職した方が良いです。
ただ、激務の真っ最中にいるとなかなか転職活動なんてできないのが難点ですが。
加えて、激務であっても慣れてしまえば毎日の生活がルーチン化してきますので、何もしたくなくなるものです。
激務でも何とか生活できているからいいか~
そんな思考になってきます。
そして次第に精神が病んできて、ある日突然耐え切れなくなります。
精神の限界は、ある日突然やってきます。
精神が病んでからだと手遅れです、回復するのに数年単位の時間を要します。