クルマに轢かれるタイミングで飛び出してくる老人

街中をクルマで運転していて一番恐い存在、それは老人です。

もちろん、大半の老人は他の世代と大差なく何も問題ありません。

しかし中には、まるで狙ったかのように完璧なタイミングで轢かれに飛び出してくる老人がいます。

まるで周りを見ていません。

おいおい、動物じゃないのだからもう少し周りを意識した行動をしてくれ

つねづねそう思っているのですが、一向にそういった老人が減る気配がありません。

いったい、何を考えているんでしょうね。

いやそれとも、何も考えていないからこそ飛び出してくるでしょうか?

オレワタル、オマエヨケル、ダカラワタル

思考回路が原始人か幼児並みに退化しているのでしょう。

ですので、もはや野生動物と同じです。

仕方ありません。

鹿やイノシシが飛びだしてくるのと同じく、老人もまた飛び出してくるのです

さすがに老人をバカにしすぎているように聞こえますか?

いやいや、クルマを運転していると本当にストレスなのです。

どんなに相手が悪い状況でも、歩行者と交通事故を起こせばほぼドライバー側が罰せられる国ですよ?

これまでの生活が一瞬にして崩れ去るような危険があるのです。

そんな恐すぎる爆弾がそこら中にころがっているのです。

気が気ではありません。

 

なぜかドライバーが注意喚起される矛盾

よく交通関係の講習で、お年寄りが飛び出してくることがあるので気をつけましょうと言われることがあります。

私はああいった言葉を聞くたびにいつも、何か矛盾しているなとモヤモヤします。

なんで勝手に飛び出してくる老人を注意せず、ドライバー側を注意するのでしょう。

明らかに悪いのはとびだしてくる老人です。

高齢者の飛びだし、交通事故、免許返納問題、何かと問題は山積みですが何故か声高々には叫ばれません。

若者の問題はすぐさま若者の〇〇離れと取り上げる癖に、老人はなんで許容されるんでしょうね。

 

 

高齢者が周りを巻き込み事故を起こす原因

かなり前に、クローズアップ現代にて高齢者ドライバー事故に関する特集をやっていました。

その中で、高齢者が事故を起こしやすい要因として以下のようなことを言われています。

 

どう防ぐのか 高齢ドライバー事故 ゲスト所正文さん(立正大学教授)

●高齢になると、運転能力のどの点が衰えてくるか?

高齢者の交通事故というのは、自動車事故ですけれども、若い人の交通事故とは、種類とか内容が根本的に違うということです。その背景には、高齢者の身体特性とか、心理特性が深く関わっているということでして、それには大きく3つの要因があるということです。まず最初の要因なんですが、目に関する特性なんですけれども、目に関する特性というのは、老化現象が最も早く訪れる特性なんですけれども、ただ、運転に必要な情報の80%ぐらいは、目を通して摂取するというふうに、いわれております。年齢による有効視野の変化

(こちらは、ある企業が研究した、走行中の視野が年代別にどうなるか。こう見ると、65歳以上、本当に狭いが?)

今、この視野検査というのは、高齢者講習の中でも取り入れられているものなんですけれども、真正面を向いて、片目で、左右90度の範囲で物が見えることが望ましいわけなんですけれども、65歳を超えると、残念ながら60度ぐらいに狭まってしまう人が多いということです。

(理想は90度で、それが60度に?)

ええ、そうなってしまいますと、交差点での見落としなどにつながっていると、先ほどのVTRにもあったとおりですね。

(それがまず1つ目?)

はい。2点目は、反応動作に関する特性でして、先ほどのVTRにも、これ、ございましたが、単純な作業課題であれば、それほど若い人と比べて大きな反応時間の遅れ等はないんですが、複数の作業課題を同時に扱うなんていう場合に、非常に問題が生じるわけで。

(複数というのは、歩行者だったり、信号だったり、いろいろなものを確認しながらということ?)

そうですね。そういったときにエラーが出たり、時間がかかったりということです。そういった状況が、まさに交差点の交通状況というのは、まさにその状況であるということになりますね。

(そして3つ目が?)

3つ目が、運転能力に関する過信と、自信の持ち過ぎということになるわけです。

事故を回避する自信がある

(これは所さんが調べた、事故を回避する自信があるかという年代別データ。 60、そして70、75歳以上の方、ぐっと増えてるが?)

これは、自分の運転テクニックであれば、十分危険を回避できるかどうかということに関して、イエスと回答した人の割合ですが、今おっしゃられたとおり、70歳を超えるとぐんと上がってまして、75歳以上の方では、実に53%に達しているということです。

(どうしてか?)

これはですね、長年の経験から、交通規則よりも自分の経験則を重視してしまっているというようなことですね。今まで自分の経験を重視して、大きな事故に遭ったわけでもなかったと。ですから、交通規則よりも自分の経験則のほうを大事にしたいということかと思います。

(年を重ねて、生き方に自信を持つのはいいけれども、運転に関してはそうではないと?)

ということですね。これが問題になっております、交差点での事故ですけれども、交差点では当然、一時停止をしなくちゃいけないわけですが、高齢者の場合、一時停止違反が非常に多いというデータが上がっているわけですけれども、一時停止すべきところを徐行で済ませるわけですね。ここは徐行で十分だということなんですね。それが一時停止標識を無視することにより、交差点での事故につながってしまうと、そういうことかと思いますね。

(出典:クローズアップ現代No.3527 2014年7月8日(火)放送 高齢ドライバー事故の対策最前線

 

まとめますと、老人が事故を起こしやすいのは…

 

  1. 老化により視野が狭まる
  2. 老化により視覚からの情報を処理しきれない
  3. 歳を取ったことで自信過剰

 

が原因ということですね。

まあ、なんとなくイメージできる要因ばかりです。

視野は狭いでしょうし、視覚からの情報を処理しきれないのも想像できます。

信号を渡りたい⇒よし、青信号だから渡ろう

と思うと、再び信号を確認したり信号を確認しながら横断することができないのでしょう。

老化って恐いですね。

自信過剰に関しても、まあ納得です。

いまどきの若者は~、ではなく、いまどきの老人は本当に傲慢で自分勝手ですからね。

暴走老人なんて言葉も生まれましたし、街中で何かとキレている人には老人が多い気がします。

 

 

こういった老人、あちらこちらで見かけます。

基本的に自信過剰で自分が一番えらいと思っているからこそできる行動です。

あるいは昔、別の友人が次のようなことを言っていました。

老人は自分たちの死期が近づいてきているから、そのストレスでおかしくなっていくんだよ

なるほどと思いましたが、これなら昔からキレる老人はいるはずです。

昔は表立っていなかっただけなのか、あるいはいまどきの老人のストレス耐性がなくなってきたのか。

いずれにせよ、なかなか面白い見解だなと思いました。

 

まあでも、理由なんてどうでもよいのです。

老化でも何でもよいので、他人に迷惑をかけない精神だけは忘れないでくださいということです。

飛びだして勝手に死んでいくのはかまいませんが、事故に巻き込まれた人が迷惑なのです。

立つ鳥は跡を濁さず飛んでください、事故に巻き込んで跡を糞だらけにして飛んでいかないでください。

 

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