企業という生き物
企業とは利益という食べ物を貪り続ける生き物です。
貪欲に利益だけを欲し、自身の利益を得るためだけに生きている下等生物です。
やつらは食欲さだけを持ち合わせており、理性などは皆無です。
ただただ利益を食べることだけが頭にあり、それ以外のことには興味がありません。
もちろん、自身の故郷などに対する愛着などはありません。
それゆえ、自身の生まれ育った土地に食べ物がなくなってきたらイナゴのごとく食料を求めて他の土地へと移住します。
そしてそこで再び、豚のように食べ物をあさりだします。
また、一部の企業が食べ物を独占するがために、食べ物を得られない企業も増えていきます。
餓死する企業もいれば、食べ物を分けてもらうために奴隷のように働く企業もいます。
まさに弱肉強食の世界です。
昔は、こんなことはありませんでした。
企業という生き物は自身の食べ物を他の生き物に分け与えることもありましたし、 土地と共存しようとするものもいました。
しかし、そういった平和主義の企業は、外来種の肥大化した企業に食べられてしまいました。
平和主義の企業は外来種に食べられ続け、結局残ったのは外来種の豚とそれに対抗するために他の企業を食べまくった丸々と太った企業だけとなりました。
そして今度は、そんな醜い豚同士がしのぎを削って争っています。
そんな醜い豚どもに理性はありません。
利益のためには自身を育ててくれた人も平気で裏切り、育った土地も平気で売り飛ばします。
どうしようもないろくでなしの恩知らずです。
多大な利益を得るために多くの協力者を利用しておきながら、実益の多くを独り占めします。
一度独り占めする快感を覚えた企業は、他のものに利益を分配しなくなります。
全部を全部、自身で蓄えようとします。
競合他社に勝つためにはもっとお金がいる、今の不況を乗り切るためにはもっとお金がいる。
様々な理由をつけては利益を独り占めして食べてしまいます。
もはや害獣のように暴走する企業を止めるには、一度駆除するしかありません。
しかし駆除しようにも、企業はあまりにも膨大な権力を持つようになりました。
誰もが止めようにも止めることができません。
企業栄えて国滅ぶ。
まさにその路線を突き進んでいます。