仕事が趣味の人々
サラリーマンになると趣味のない人によく会います。
仕事だけに埋め尽くされた毎日。
それに全く苦痛を感じない人が稀にいます。
いわゆる仕事中毒者です。
仕事が趣味なのか他に何もないのかよくわかりませんが、とにかくよく働くます。
よく働くこと自体は決して悪いことではないのですが、あまりやりすぎるといつしかそれが基準にされるので周りが迷惑します。
仕事だけが生きがいじゃない人にとって、仕事中毒者のレベルを要求されるのは残酷です。
別にそんなに働きたくない、お金だってそこそこで十分なんだ。
そう思う人だっているかもしれません。
しかし、仕事中毒の人間に舵をまかされた職場ではそうはいきません。
仕事中毒者に先導され否応がなしに仕事で埋め尽くされた毎日へ連れていかれます。
上司が仕事中毒者だと部下も帰れない現象がそれです。
働くために生きているのではなく人生を楽しむために生きている
そういった人も世の中には多くいます。
そういった人にとって、仕事中毒者の行動すべてが癪に障ります。
通勤と仕事、飯だけの生活なんて囚人生活となんら変わりません。
正直なところ、生きているとすら思えません。
仕事中毒者は仕事がないと暇らしい
仕事中毒の人間の中には、仕事をやっていないと暇で仕方がないと主張する人がいます。
そういった人を見るたびに、私は憐れみと言いましょうか悲しい気持ちになります。
仕事がないとヒマすぎる人生ってどうなのでしょう。
人間は篭のなかで走り続けるハムスターではありません。
もっと自由に生きても文句は言われないのです。
それでも社畜を志望する人間がいましたら、どうぞ一人でなってください。
ただしくれぐれも、周囲を巻き込まないでください。
周囲に同じ価値観を強要してきた時点で、その人は他人にとって害になります。
たしかに仕事は大切です。
しかしそれは、生活のために大切なのであって人生にとって大切なわけではありません。
人生単位で鑑みると、会社のプロジェクトやノルマなんてものはどうでもよいのです。
人の人生なんて、なんだかんだいって百年にも満たないはかないものです。
そんな短い時間の中でいかに自分自身が楽しめるか
それこそが重要だと思います。
自身が死ぬ直前、思い返せば仕事しかなかった人生なんて、私はまっぴらごめんです。