いつの時代も若者はおかしい

最近の若者はどこかおかしい。

いつの時代にもこういった嘆きをする大人は存在します。

昔から繰り返されてきていますが、この問題に対する答えは簡単です。

いつの時代においても、年配の人間から見れば若者はおかしいのです

未熟で無意味に楽観的もしくは悲観的で礼儀も何もできていない人間。

加えてあらゆることに経験が浅く何かと詰めが甘い人間。

年配の人間から見れば、ついつい説教のひとつでも垂れたくなる人間。

そんな存在が若者なのです。

いや、そんなことはない!特に最近の若者は何かがおかしい

そう反論したい人もいるかもしれませんが、それも毎度のことです。

これはエジプトの壁画にも「特に最近の若者は…」と書かれていたのは有名な事実ですが、まあそんなものです。

日本においても、数十年前の若者は「新人類」などと呼ばれ年配者から全く理解されませんでした。

そんな若者も今では年配者になり、若者を嘆いているのです。

客観的に見てみると、これほど滑稽なことはありません。

哀れみすら感じます

たかだか数十年で人間はそこまで変わりません。

仮にもし、若者の犯罪や自殺が多発し、客観的にも明らかに若者がおかしい状況が生まれたとしたら、それは若者に限らず社会全体がおかしくなっているだけです。

他の年齢層や社会の影響を受けずに若年層だけいきなりおかしくなる などといった特異なことは起きません。

結局、若者を嘆く人間は、自身の感性が変わってしまっただけなのです。

言い換えれば…

歳を取ってしまって自分と違う感性を受け入れられなくなっているだけなのです

老化ですね。

とはいいつつも実は最近、私も最近の若いのはちょっとおかしいのではないか?などと思うようになってきました。

ついにきたか!

と思いましたが、まあ年齢も年齢なので仕方がないでしょう。

私も「若者」ではなくなってきたのだなと実感します。

これからはきっと歳を追うごとに最近に若者は若者はと口うるさくなるかもしれません。

嫌なものですね。

「大人」と「若者」の対立はいつの時代も存在し、時間と共に若者は大人へとなります。

若者であったときは大人に非難され、大人になったら若者を非難する。

ものすごく単純明快な構造ですね。

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