自宅では味わえない銭湯の効能5選

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お疲れのサラリーマンにオススメしたい癒しの場、それは銭湯です。

銭湯は忙しい現代のサラリーマンにとって、お手軽に体を癒してくれるすばらしい場所です。

ここでは、自宅では味わえない銭湯のメリットをいくつかご紹介したいと思います。

 

目次

  1. リラックス感を促すα波が豊富
  2. 血行がよくなり新陳代謝が向上する
  3. 体が芯まで温まりやすい
  4. 値段が安い
  5. 混雑することが少ない

 

1.リラックス感を促すα波が豊富

銭湯の湯舟に浸かっているとどことなく気分が晴れやかになってきます。

これは銭湯内のマイナスイオンによるものです。

一般的にマイナスイオンは水が飛散するときに空気中に発生することが知られており、滝つぼや噴水ではマイナスイオンが発生しやすいと言われています。

そのため、銭湯内の大浴槽では家庭内のお風呂よりも水の飛散が多く、それに伴ってマイナスイオンも多く発生しているのです。

もちろん、家庭内の浴槽でも多少の水は飛散しておりますが、飛散量は銭湯に比べて圧倒的に少なく、マイナスイオンの効能が期待できる程度までには至らないのです。

銭湯内がマイナスイオンで満ち溢れると体がリラックスし、快適さを感じる脳波であるα波が大量に出てきます。

このα波の増加が、気分をリラックスさせてくれる効能の正体です。

実際、厚生労働省の実験では家庭内のお風呂ではα波は普段の10~20%程度増えるのに対し、銭湯などの大浴槽ではなんと60%近くもα波が増えるという結果が出ているそうです。

α波を増やすために銭湯に行くというと何やら仰々しい感じがしますが、いずれにせよ大きな浴槽の銭湯に行くことはリラックスにつながることは間違いありません。

たしかに実際、銭湯に行くと入っているお湯自体は自宅のお風呂と何ら変わらないのにとてもリラックスしていました。

プラズマクラスターなどのマイナスイオン発生器を自宅のお風呂に入れるわけにはいきませんので、やはりマイナスイオンを浴びながらお風呂に入るには銭湯が一番手っ取り早いでしょう。

 

2.血流が改善され血行がよくなる

銭湯で血行が良くなる理由は主に2つあります。

1つ目は湯舟に浸かる体勢です。

銭湯の大きな湯舟に浸かる際には、手足を広げて伸び伸びとくつろぐことができます。

手足を存分に伸ばすことによるストレッチ効果により、みるみると血行が改善されていきます。

また、手足を存分に伸ばしてお風呂に入るというのは、自宅のお風呂では経験できない開放感を得られます。

気持ち的にはとてもリラックスすることができ、相乗効果で血流も改善されていくことでしょう。

2つ目はお風呂の深さです。

お風呂は深ければ深いほど体にかかる水圧が大きくなり、下半身から上半身への血液循環が活発になります。

それゆえ、深風呂などに入るとマッサージを受けているのと同じような血液循環の改善が見込まれます。

まさに水圧を利用した自然のマッサージ機と言えるでしょう。

ただし、高齢の方などは逆に水圧が強くなることで体への負担が大きくなるため、逆に半身浴などで体への負担を軽減する入浴方法が推奨されている場合もありますので注意が必要です。

しかし、一般的なサラリーマンですと日々のデスクワークや歩き詰めで下半身の血液の流れは確実に悪くなっていると思いますので、サラリーマンにとっては足のむくみや血流を改善させる大きなメリットになるでしょう。

また、銭湯に行った際にはぜひともオススメしたい入浴法があります。

それは、温かい風呂と水風呂とを交互に入る交互浴です。

交互浴もしくは温冷交代浴と呼ばれるこの入り方は、自律神経や疲労の改善にとても効果があると言われており、同時に血流の流れも改善してくれます。

まさに万能の入浴法であり、ぜひともオススメしたい入浴法の1つです。

ただし交互浴にはいくつか注意点もあります。

例えば1つ挙げるとしましたら、熱風呂から水風呂へ移動する際にはしっかりとかけ湯を行い、ゆっくりと移動することです。

もちろん、水風呂から熱風呂へ移動する際も同じです。

たまに、熱湯から水風呂もしくは水風呂から熱湯へ一気にダイブする人を見かけるのですが、ヒートショックを起こしてしまわないかいつもヒヤヒヤします。

何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

血流改善を行うどころか倒れてしまっては本末転倒です。

 

3.体が芯まで温まりやすい

銭湯に入浴すると、自宅のお風呂に比べて体が芯まで温まりやすい効果があります。

これは入っているお風呂のお湯が冷めにくいのが原因です。

自宅のお風呂はなんだかんですぐに冷めていきます。

特に冬場などでは、自身の体温が圧倒的に冷えた状態で湯舟に入りますのでお湯はすぐに冷めてしまいます。

極端な例えをするならば、熱いお茶に氷を入れているようなものです。

対して銭湯の大浴槽では温度管理がしっかりとされており、湯温は40~42℃程度に管理されています。

加えて、湯が冷めることなく一定の温度に保たれているだけでなく、銭湯内も温かい蒸気があふれていますので体を芯から温めるのには最適な環境です。

また、銭湯によればジャグジー風呂や香草湯、座り湯、寝転び湯、水風呂、電気風呂などバリエーション豊かなお風呂が用意されている場合もありますので、飽きずに長くお湯に浸かっていられる環境が整っています。

 

4.値段が安い

スーパー銭湯などですと1回の入館料が700~1000円程度かかってしまいますが、これが銭湯だと400円ちょっとの値段で入ることができます。

最近はサウナのみ別料金になっているところもありますが、それでもスーパー銭湯の2/3から半額程度の値段で入ることができます。

値段との引き換えとして備え付けのシャンプーやリンス、ボディーソープがない場合もありますが、それを考慮してもお得な値段設定です。

健康ランドやマッサージ店に行くと数千円はザラに飛んでいきます。

それに比べるとはるかにコスパの良い癒し、それが銭湯です。

 

5.混雑することが少ない

人が少ない!

銭湯の経営者からすれば頭の痛い問題かもしれませんが、これは利用者側にとっては大きなメリットです。

地域で有名な銭湯では例外もあるかもしれませんが、一般的な街の銭湯ですとそこまで混雑していることはありません。

ラッキーな日は浴室に1人や2人なんて日もあります

これがスーパー銭湯ですと、有給を使って平日の昼間に行ったとしてもある程度は必ず混んでいます

ヒドイときのスーパー銭湯ですと1つの湯舟の中に何人もギュウギュウ詰めに入っており、1人が空いたと思ったらすかさず他の誰かが入れ替わりに入り、まさに芋の子洗い状態です。

そこまで混雑していると湯舟も不衛生ですし、ギュウギュウの中では手足を伸ばして湯舟に浸かることもできません。

せっかくリラックスするためにお風呂に入りに行っているのに、逆に気疲れしたり肩が凝ってしまうことすらあります。

その点、銭湯ですとたいていはそこまで混雑していませんので、ゆったりと湯舟に浸かることができます。

 

サラリーマンとは疲れが溜まりやすい稼業です

にもかかわらず、疲れを軽視して放っておく人が多いように思えます。

それはとても危険なことです。

疲れが溜まっているのにさらに無茶を続ければ、下手をすれば自律神経を壊してしまい回復するのに膨大な時間が必要になるかもしれません。

疲れは都度、適度に取っておくのが得策です。

そんな疲れを取るのにお手軽でコスパの良い銭湯、ぜひともオススメしたい癒しの趣味です。

管理人:緑茶が好きな人

転職活動や婚活を通じて経験した体験や

思うところを気ままに綴ったサイトです。

社会人生活に疲れた人にとって、

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