社畜生活で気を紛らわすためにやったこと5選
サラリーマンの世界に足を踏み入れると運が悪ければ誰しもが引きづりこまれてしまう可能性のある生活、それが社畜生活です。
社畜生活は過酷です。
基本的には会社と自宅の往復で平日が過ぎていき、たまの休みもあっという間に過ぎ去っていってしまいます。
そんな社畜生活を無事に生きていくためには、気を紛らわせる行動が必要です。
ここでは、自身の経験をもとに社畜生活で気を紛らわせるためにやったことを5つご紹介します。
YouTubeでミュージックPVだけを視聴
仕事がどんなに忙しくてもYouTubeでミュージックPVを毎日1つは見る。
これを習慣にすることで気持ちを紛らわしていました。
実際、仕事が忙しい月はYouTubeのミュージックPVだけを見て気を紛らわした後に寝る日々が続きました。
なぜミュージックPVかと言いますと動画時間がたいてい5分前後と安定して短いからです。
何十分と長いアニメ動画や映画をじっくり見ている時間はありませんので、ミュージックPVだけを見てから寝ます。
仕事⇒ミュージックPV⇒仕事⇒ミュージックPV⇒仕事⇒ミュージックPV…
ヒドイときだとこんな生活でした。
しかしながら、たとえ帰ってきた時点で明らかに睡眠時間の確保がマズイ状態でも、とりあえず最低1回はYouTubeでミュージックPVを見ることを心がけました。
もはや、ミュージックPVの内容うんぬんよりも、見たという事実が重要なのです。
見たという事実があるおかげで、少しでも仕事以外のレジャーを楽しんだと思いこめるからです。
何もせずに寝てしまっては、本当に仕事だけの生活になってしまい精神が蝕まれていきます。
また、閲覧するミュージックPVを日によって変えてみるのも良いでしょう。
日によって内容を変えることで、月曜は〇〇を見た、火曜は△△を見たといった具合に、毎日にタイトルをつけることができるからです。
社畜生活の毎日には何らかの変化や刺激が必要です。
同じような毎日を無理やりにでも違った毎日にすることが大切です。
マンガ喫茶で週刊誌や単行本を一気読み
毎月第〇週など特定の日を決めておいて、その週の休みにマンガ喫茶に行って週刊誌を一気読みします。
複数の週刊誌をターゲットにしておくと、たいてい1つの雑誌につき4~5冊は溜まっていますので、全部合わせると結構な量になります。
加えて、お気に入りの単行本をターゲットしておくと、たまに新刊が入荷されていることもあります。
そうなると、新刊が入荷されていた月はラッキーとなんだか得をした気になれます。
新刊の発売日を調べていれば良いのですが、そんなことをする精神的な余裕は社畜生活にはありません。
あと、月に1回というのが重要です。
マンガ喫茶に通うのを毎週ではなく月に1回にしているのは、一気読みすることで毎週ダラダラと少しずつ読んでいくより刺激的な快感が得られ、また来月までがんばろうといった気力が湧いてくるからです。
最初は毎週通っていたのですが、どうもダレてくるんですね。
刺激がマンネリ化してくるといいましょうか、どうも週を追うごとに通いモチベーションが下がっていったのです。
これが月に1回の楽しみにしておくことで、来月までがんばろうといった気持ちが湧いてくるのです。
毎週ではダメです。
毎週毎週、来週までがんばろうと思っていたら気がおかしくなります。
がんばるスパンは少し長めに持っておいた方が気持ちに余裕が生まれるものです。
また、月1回にすることでコストも月に数時間のマンガ喫茶代だけで済みますのでコスパも抜群です。
スーパー銭湯に通い詰める
仕事帰りのスーパー銭湯。
これは社畜生活には欠かせない最高の癒し習慣です。
私の場合は仕事帰りにスーパー銭湯に寄れる環境でしたので、風呂代わりも兼ねて仕事帰りのスーパー銭湯に通い詰めました。
特にクルマ通勤をしていた頃は、終電を気にする必要がありませんのでどんなに仕事が遅くてもスーパー銭湯に寄り道するのを日課にしていました。
たとえそれによって必要な睡眠時間が削られようとも問題ありません。
睡眠負債が溜まるよりも温泉による疲労回復効果の方が大きかったからです。
また、何回も同じスーパー銭湯に通っているとお気に入りの場所が出来てきます。
お気に入りの場所とは、露天風呂のあの石の横といった具合にいつもいる場所のことです。
慣れてくると、その場所に行くと自然と落ち着くようになってきます。
ある意味、鬱々とする自宅に帰るよりも落ち着いていたかもしれません。
ただしこの習慣はコスパが最悪です。
1回700~1000円程度のスーパー銭湯入浴料がのしかかってきます。
多いときですと週に5~6回は通っていましたので、月にするとかなりの額になりました。
疲労回復効果は抜群なのですが代わりにお金がかかります。
加えて、習慣になると簡単に辞められない習慣ですので諸刃の剣です。
休みまえの晩酌&爆睡
休みまえの晩酌、これは欠かせません。
なぜ毎日ではなく休みまえかといいますと、ある一定以上に睡眠時間が短くなってくるとお酒を飲んだら次の日が起きられなくなるからです。
6~7時間などの健康的な睡眠時間を取れる状態ならまったく問題ないのですが、それ以下になってくると私は体質的にダメでした。
晩酌をして3時間後にまた出勤なんてのは選ばれた人間にしかできません。
また、当時はクルマ通勤でしたのでそもそもお酒を飲んでも抜けているか怪しかったのでそもそもがNGです。
ちなみに、休みまえに晩酌をすると次の日は気のすむまで爆睡します。
しっかりと晩酌をすれば仕事の夢や悪夢で飛び起きることもありませんので、とことん爆睡します。
休みの日に寝すぎてしまうのは自律神経に良くないと言われているのは知っていたのですが、それが気が晴れていたのですから仕方がありません。
たとえ目覚めるのが次の日の夕方でも、休みまえの晩酌は気分転換に必要でした。
帰りのコンビニで揚げモノを買い食い
後々振り返ると、かなりやっちまったなと思う行動です。
仕事帰りにコンビニに寄り、揚げモノを買い漁ります。
ローソンならから揚げ君かLチキ、ファミリーマートならファミチキかスパイシーチキン、セブンイレブンなら揚げ鳥やから揚げ棒といった具合に、寄るコンビニによって銘柄は異なりますが、いずれのコンビニでもとにかく買い漁ります。
特に新発売の新味が出た際には、その週の夜食はすべてそれになります。
コスパは最悪ですし、そもそも健康にとても悪い習慣です。
実際、体重は激増しました。
体重は1年で15㎏ほど増え、その後も数年間に渡り太り続けました。
こんなにもデメリット満載なのですが、食べている瞬間は気持ちを紛らわせることができたのです。
太ろうが健康に悪かろうが関係ありません。
その一瞬だけでも気持ちが紛れるのならば、すがるような思いで食べ続けました。
これも一度習慣になると辞められない麻薬のようなものでしたのでかなりたちが悪い習慣でした。
なんだかいろいろと振り返ってみるとロクでもねえなと思いますが、それでも精神的に倒れるよりはマシだったのです。
ただし、気は紛れたかもしれませんが健康面は大きく損ないました。
おそらく、数年間は寿命が縮んだかもしれません。