1人で休日にやってしまった孤独な行動
お一人様の生活に慣れすぎてしまうと、何かと休日に1人で出かけてしまうものです。
家でいても気持ちがふさぎ込んでしまうので、とりあえず出かけて気分転換したい気持ちになるのです。
実際、1人で様々な場所に行きました。
後で振り返ると、なんであんな場所に行ったのだろうと思う場所も多々あるわけで、ある種の奇行ともいえるでしょう。
ここでは、1人で休日にやってしまった孤独な行動を紹介します。
1人で漫画喫茶
漫画喫茶には本当によく行きました。
漫画喫茶は孤独なサラリーマンにとって癒しの場です。
初めて通う漫画喫茶ですと漫画や雑誌の配置がわからずストレスが溜まりますが、何回も同じ漫画喫茶に通っているといつしか自分の部屋であるかのようなくつろぎを覚えます。
それゆえ、漫画喫茶がまるで別荘のようになっていき、ちょっと別荘にくつろぎに行くかといった気持ちで同じ漫画喫茶へ足しげく通いました。
漫画喫茶に行き数時間昼寝をして帰るという、まったく本来の目的とはかけ離れた使い方もしていました。
家だと仕事の不安やモヤモヤで昼寝すらできないのに、なぜか漫画喫茶だと爆睡できたのです。
同じように爆睡しているサラリーマンも多く見かけましたので、皆同じような境遇なのかなとよく思ったものです。
1人で映画鑑賞
1人映画鑑賞は非日常感を味わうのにもってこいのレジャーです。
2人以上で行ってしまうと非日常感が薄れてしまう気がします。
やはり、1人で入り浸ってこその映画鑑賞です。
充実した音響設備の中、思う存分映画に没頭することができます。
ただし、1人で映画館で行く際には席取りには十分に注意しなければいけません。
とりあえず端の席に座るのが基本です、真ん中はいけません。
真ん中に座って左右をカップルで挟まれたことがありますが居心地は最悪でした。
左からも右からもキャーキャーとイチャつく声が聞こえてきて死にたくなりました。
特に恋愛系やパニック系の映画ではカップルには要注意ですね。
おすすめの鑑賞方法は映画のレイトショーです。
時間が遅いのでカップルはほとんど見かけず、同じような1人サラリーマンがポツポツとやってきます。
それでいてレイトショー割引も受けられるので1人サラリーマンの大きな味方です。
1人でフードコート
わざわざ混んでいるフードコートなんて行かなくても良いのに、なぜかしばしばフードコートに行きました。
1人で行くこと自体は特に問題ないのですが、時間帯によっては精神的なダメージを負うことがあります。
言うまでもなく、カップルや家族連れが多い時間は避けるべきでしょう。
私はいつも石焼ビビンパをフードコードで食べるのを週末の習慣にしていましたが、周りがカップルや家族連れでにぎやかにしている中で1人黙々と石焼ビビンパを食べている自分が無性に虚しくなりました。
なんで皆楽しそうな週末を過ごしているのに私の人生っていったい何?
などと考え出すと無性に泣きたくなります。
お気に入りの席は窓側のカウンター席、これに尽きます。
1人でドライブ
クルマ好きなら別にめずらしいことではないと思うのですが、私は別にクルマ好きではありません。
なんとなく、気分を晴らすために山や海へとドライブをしてました。
クルマを運転しているときってなんだか落ち着くんですよね。
適度に単調な作業をしていると嫌なことを一時的に忘れられるような気がするんです。
何も考えずにボーッと作業に没頭することにはある種の瞑想効果があると思います。
1人ドライブ、よく気分転換に行きました。
朝からドライブに出かけ、あてもなく山や海に出かけ、日が沈むくらいに帰ります。
どんだけ他にすることないんだよと思われるくらい、特に理由もなく1人ドライブをしたものです。
1人で海辺を散歩
1人ドライブで海へ行くたびに、ついでに1人で海を散歩してました。
これも特に理由などはなく、何となく何か気分転換になるかもと海辺を散歩していました。
夏場などは海辺は結構な人でにぎわっていたりもするのですが、それをボーッと眺めながら歩いていました。
ぶらぶらと2、3周ほど海辺を歩き回ったら帰る、そんなことを習慣にしていました。
今思えば完全に変質者ですね。
難点があるとすれば、靴についた砂がクルマのフロアマットを盛大に汚してくれることでしょうか。
私のクルマのフロアマットはいつも海辺の砂で汚れていました。
それだけをみれば何やらとてもオシャレに見えるんですけどね。
1人で温泉街散策
1人で銭湯やスーパー銭湯にはよく行っていましたので、そのままの勢いで温泉街にも行きました。
当然のことながら、にぎわった温泉街となりますと街の銭湯とは全く雰囲気が違います。
わざわざ1人で来ている人間なんてほとんどいないのでは?と思われるほど家族連れやカップルでにぎわっています。
1人で温泉チケットを買い、混雑した温泉を巡り巡るのは癒しというよりは苦痛でした。
グループでワイワイしている人混みの中をかき分けて脱衣所に入り、ギュウギュウの混雑した風呂に入って人混みをかき分けて温泉を出る。
正直、近場のガラガラの銭湯に1人で入っている方が落ち着くなと思いました。
また、温泉街の温泉以外の部分はお一人様には不要なものばかりですので、まったく楽しめません。
お土産コーナーも記念品コーナーも、お一人様には不要なものばかりです。
1人温泉街は休日の混雑したときに行くものではないですね。
1人で遊園地アウトレット
何を血迷ったか、唐突に1人で遊園地に行こうと思い立って行ったことがあります。
結果は、遊園地に入ることなく付属していたアウトレットだけ回って帰りました。
SNSなどで1人遊園地や1人クリスマスなどと称してお一人様アピールをしている人がおりますが、疲れたサラリーマンになるとシャレにならないので実行できませんでした。
ああいったのをできるのは、お一人様だけれども精神的に余裕のある大学生などがやるべきですね。
疲れたサラリーマンがやってしまうと、そのまま鬱になってしまうでしょう。
付属のアウトレットを1人で徘徊するのも、何だかとても虚しい気持ちになりました。
いつも思い立ってはこういった場所へ行こうと行動するのですが、来てみると虚しくなるのです。
それでもたまに行きたくなるので不思議なものですね。
1人で牧場
おそらく癒しを求めてわざわざ行ったのでしょう。
数時間かけて1人で牧場に行き、動物と戯れてから満足して帰りました。
帰りに売店で買った牧場特製ヨーグルトがおいしかったです。
周りは家族連れ&家族連れで、なんだか1人で来るところではなかったと後悔しました。
それでも動物はかわいかったです。
こうやって振り返ってみると1人でいろいろなところへ行っているなと思います。
きっと根底にあるのは寂しさと鬱憤を晴らしたいという気持ちがあるからでしょう。
でなければわざわざお一人様で出かけることなんてしないと思います。