やはり転職活動は隠密に?
転職活動は、決して周りに話してはいけません。
百害あって一利なしです。
自分の秘密を話してしまうというのは、相手に弱みを握られてしまうのと同じことです。
いくら仲の良い人であっても、仲の良い関係が一生涯続くとは限りません。
昨日の友は今日の敵になっていることだってありえるのです。
転職活動はくれぐれも内密に行いましょう。
それでも誰かに話したくて仕方がなくなったときは、現在の仕事とは関係のない第三者に話しましょう。
家族でも良いですし、長年の旧友でも良いでしょう。
あなたと利害関係なしに付き合っている人々が好ましいです。
職場と関連のある人に話してしまいますと、必ず噂が広まります。
こればかりは、漏らした人に非があるというよりは仕方のないことです。
少し気が緩んだとき、酒に酔ったとき、または当の本人と関係がギクシャクしたとき。
いくら口の堅い人でも、一日中それに気を配ってはいられません。
逆を言えば…
あなたが秘密を誰かに話してしまうと、話された人もストレスになります
自分の話す話題に制限をかけるというのはストレスを感じるものです。
一度気になってしまうと、次第に制限がうっとうしくなり、その人も誰かに話したくなります。
そして今度は、その人が大丈夫だろうと判断した人へその情報が伝わります。
伝言ゲームは、伝えた人が進むにつれて信頼性が低下していきます。
初めの数人はちゃんとした判断で話す相手を選んでいたとしても、その次の人は基準があいまいかもしれません。
しかも、同時に複数の人に話しているかもしれません。
マルチに広がろうものなら、もはや機密が漏れるのは時間の問題でしょう。
必然的に直属の上司や、先輩にもバレるでしょう。
そうなると当然、個人的な呼び出しをくらい、なんらかのペナルティを受けるでしょう。
表だってペナルティーを与えると問題になると判断されれば、見えないところでペナルティーを受けます。
もしかしたら今の職場にとどまるのが最適な場合も考慮する
もうどうせ転職するんだから別にいいんじゃないの?
たしかにそのとおりです。
転職する意思が確定していれば、もうその職場の人間にどう思われようが関係ありません。
しかし、未来はどうなるかわかりません。
転職活動を進める中で、もしかしたら今の職場が一番良いと行きつくことだってあります。
- 組織改革で労働環境が一新されて急激にホワイト企業になった
- 嫌な人間たちによるパワハラ問題が大事になり一層され、快適な職場になった
- 異動により花形の部門へ行くことになった
可能性は低いかもしれませんが、未来に何があるかなんて誰にもわかりません。
仮に元の鞘に収まって今の会社に残ろうと思ったのに、周りに転職活動をしているとバレてしまっていたら?
仮に転職活動を辞めたといっても、前科者としての記録は残りますので今後の活動にも支障をきたすこともあります。
まさに百害あって一利なしです。
そんなリスクをわざわざ冒す必要はありません。
やはり転職活動は隠密にしておくのが無難なのです。