転職したあとの後悔が恐いとき
転職活動をしているとよく思うことがあります。
はたして本当に転職するべきなのだろうか?
この転職活動は本当に続けるべきなのだろうか?
自身の将来を真剣に考えれば考えるほどより深刻に悩んでしまうものです。
そんな転職活動で後悔しそうな不安に対して、何か効果的な解決策はないものか。
私は用心深い性質でありますのでいろいろと考えを巡らしたものです。
そして結局行き着いた結論、それは…
自分で納得できるところまで考え抜いたら後はなるようにしかならない
という抽象的な答えです。
単純ですが、これ以上の答えは見つかりませんでした。
転職の後悔を出来る限り回避できるよう、ありとあらゆるパターンを想定しました。
- 求人票が嘘だった場合はどうしたらよいか?
- 転職先の上司が最悪な人間だった場合はどうしたらよいか?
- 転職先の会社が倒産した場合はどうしたらよいか?
などなど。
さらには…
- 求人票が嘘でなおかつ職場環境が最悪だった場合はどうするか?
- 転職先の会社が倒産して、なおかつ今以上の不況が訪れて再就職が困難な場合はどうするか?
など、「過程の先における過程」まで立てていました。
考えれば考えるほど行き着く先は…
思考のショートです
思考がショートして何も考えられなくなります。
思考がショートするまで考えることに安らぎを感じていた時期もありました。
こんなに考えているのだから失敗する確率は低くなるかもしれない
そう思い込みたかったのです。
ですが冷静に考えてみると何も変わっていません。
考えようが考えまいがそれは単なる過程に過ぎないからです。
どうなるかよりもどう対処していくかを考える
大切なのは、過程の先の現実に対する過程。
いつしかそう思うようになってきました。
ある程度過程を考え尽くすと、その後はいくら考えても効果は上がりません。
考えても無駄です。
そうなるとむしろ、その先の起こった事実に対する対策が重要になってきます。
結局、何事もそうです。
後付けで後悔しようと思えばいくらでもできます。
しかし、後悔するよりも早く事実に対処することだけを考えていれば、後悔する暇などないのです。