転職支援業者からの求人
転職支援業者は、転職活動を行うにあたって非常に助かる存在です。
しかしながら、すべての人々にとって有益かといえば必ずしもそうとはいえません。
支援業者を利用すべきか否か。
それには、個人の価値観・性格が大きくかかわってきます。
転職支援業者を利用したほうがよいタイプ
それは、私のように、一人で活動を行うには時間的・精神的に余裕がなかったり、
独断で活動を行えるだけの経験がない人々です。
世の中には、本当にさまざまな企業があります。
そしてその企業と同じくらいの数だけ、求人票が出回っています。
中には非公開求人も含まれているでしょうし、特定のツテにしか出回っていない求人もあるでしょう。
そんな多くの企業から、自分にピッタリの企業を探し当てる。
それは、本当に難しいことです。
私には余裕もなければ経験もありませんでした。
ですので、闇雲に一人で活動を始めたところで…
挫折するか適当なブラック企業に食われるだけだと思いました
また、転職支援業者に登録されている企業は、それなりにマシな企業であるとも思いました。
実際に転職者した人からクレームが入れば、転職支援業者の評判にもつながりますので業者も必死でしょう。
そんな、あわよくばブラック企業を少しでもフィルタリングしたい気持ちから…
私は支援業者を利用することにしました。
また、時間的な余裕がなく、面接の日程からその他いろいろなことまで自分ひとりで行う自信もありませんでした。
こんな私のようなタイプには、ぜひとも支援業者を利用されることをオススメします。
転職支援業者を利用しない方がよいタイプ
逆に転職支援業者が必要ないタイプの方々。
それは、転職の経験が豊富であったり、自分に絶対的な自信のある方々です。
物事の本質を見抜けるタイプ。
人口的には少ないですが、そのような人々も存在します。
そんな人々には、支援業者を利用することなく、 各自で活動を行われるほうがよいでしょう。
私の知っている中でも1人だけこのタイプで転職を成功させている人がいます。
本人の能力も高く、且つ自分を売り込んでいくのが得意な人です。
以前その人に、なぜ転職支援業者を使わないんですか?と質問したことがありました。
返ってきた答えは次のようなものでした。
転職支援業者は入り込みやすいニッチな会社へ放り込もうとするでしょ?あれが俺は嫌なんだよ。
だから自分で良いと思った企業に直接コンタクトを取って売り込んでいくことにしている
それを聞いたとき、私とは違うタイプの人間だと思いました。
実際、その後そのやり方で日本有数の超大手企業へ転職していきましたので、やはり別格でした。
転職支援業者の求人内容
転職支援業者の求人票は大企業も多いですが、なんだかんでニッチな企業のものも多いです。
しかし、ニッチな企業だからといって悪いことはありません。
名前は聞かずともその業界では有名な企業もありますし、ホワイトな企業もあるでしょう。
結局のところ、大手だからといって必ずしもホワイトな企業ではないのです。
しかし、転職活動を始めた当初の私は、転職サイトの公開求人で探し続ける日々が続いていましたので、
どうしても検索結果に表示される大企業の文字ばかりに目がいっていました。
それなので、転職支援業者からいろいろな求人票を回してもらうたびに…
どれここれも聞いたことがない企業ばかりだけど大丈夫かよ…
と思ったものです。
後から思い返すと、聞いたことがないのではなく業界の知識がなく知らないだけだったのです。