ここでダメなら他所でも通用しない
ここでダメなら他所でも通用しないよ
ブラック企業が社員をつなぎとめる常套句の1つです。
実際、私自身も幾度となく先輩社員から言われました。
しかしながら、この言葉を聞くたびにいつも思っていたことがあります。
あれ…そもそもあんたずっとこの会社にいた人間じゃね?他所の何を知っているの?
転職してきた中途社員に言われるのならまだわかります。
しかし、ずっとその会社にしかいない社員に言われ続けていましたので今思えば笑い話です。
そして実際自身で転職をしてみて思ったことは…
やはりずっと同じ会社にいた人間の助言など適当でした
会社が違えば環境はまったく異なります。
ここでダメなら他所で通用しないよと言われ続けた私ですが、今の会社ではしっかりと役に立っています。
ホント、適当な言葉でつなぎとめるのはやめて欲しいものです。
もちろん、簡単に転職を繰り返すのはオススメできません。
なぜならば、逃げ癖がついてしまうからです。
逃げ癖がついてしまうと、ほんの少し辛いことがあればすぐに転職してしまうようになります。
いわゆるジョブホッパーと呼ばれる存在です。
しかしだからといって、体を壊してしまうほど自身を追い込むのも考え物です。
正直、これが転職の難しいところだと思います。
今の状況で転職を決意するのは適切なのか甘えなのか?
それを見極められないからこそ、転職というものは簡単に決意できないのです。
転職の必要性は体が教えてくれる
転職すべきどうかの判断指標として、私は体に生じる何らかの症状に気づくことが大切だと思っています。
- 激務で体を壊してぶっ倒れて入院した
- 朝起きたら嘔吐して血便が出た
- 勤務途中に意識が飛んで2時間ほど記憶がない
そういった自身の発している危険信号、それに気づくことが大切です。
そういった危険信号に気づいたら、それはもう黄色信号です。
他所で通用するかどうかとか、そういった次元の話ではありません。
とりあえず休むか何とかしないと、心か体が死んでしまいます。
それができなければ、転職も視野に入れるべきでしょう。
しかし、実際はこれが難しいのです。
高揚状態といいましょうか、なかなか自身と向き合えないのです。
それゆえ…
逆にぶっ倒れて入院したことを自慢気に話し出したり、血便が出てからが一人前などと発言してしまうのです。