愚痴っていても何もはじまらない
転職活動には、ときに何も考えずにアクションを起こすほどの行動力が必要です。
転職活動をするだけの時間が確保できないし、うまいこと転職できるか不安
そういった愚痴や不満も重々理解できます。
しかし、転職に対してあれやこれやと愚痴をこぼしたり不安になったりしたところで、
多少のストレス発散にはなりますが結局のところ何の解決にもつながりません。
最終的には…
行動してみてから考える
これくらいの意気込みが、転職活動をスムーズに進める秘訣の1つです。
求人に関しても、最終的には良い求人なのか悪い求人なのかを見極めることなんて不可能です。
ブラックな企業はそれなりに偽装した内容を載せているはずですし、
逆にホワイト企業は何か特別な記載をしているわけでもありません。
仮に応募の時点で悩んでいるのでしたら、それは時間の無駄です。
応募して実際に面接に行き、そこで見極めるくらいしか解決策はないのです。
面接に関しても、どのような答えをすれば良いかを必要以上に悩みのは無駄です。
面接なんてものは、極端に言えば面接官との相性次第です。
ある答えを絶賛する面接官もいれば、酷評する面接官もいます。
そんな千差万別な面接官すべてに受け入れられる態度・回答などというのは存在しません。
あきらかに常識から乖離しているような回答はNGですが、ある程度まともな回答でしたらあとは運です。
面接官との相性と運で内定はもらえるでしょう。
とはいえ慎重を期したいときは
ただ、安全を確保できずに行動を起こすというのはかなり勇気のいるものです。
実際に私自身、まず行動を起こすというがなかなかできませんでした。
もともと石橋は叩いて渡るほど慎重な正確ですので、予測のきかない行動はできるだけ取りたくなかったのです。
ですが今振り返ってみれば、とりあえずまず行動するというのは、
あれやこれやと悩むよりもずっと大切なことだったと思います。
もちろん、疑問を感じることに対していろいろと調べたり聞きまわったりすることは大切です。
ときにはそれで悩みが解決することもあります。
しかしながら…
必要以上に悩み続けるとそれは単に精神をすり減らしているに過ぎません
精神をすり減らすと余計に心配性になり行動力がなくなります。
そしてまた必要以上に悩み続けるといった悪循環に陥ります。
ある程度のレールが決まったら、後は行動する方がよいのです。
ブラック会社に入社するのは誰しも嫌です。
しかしながら、その中でブラック企業の罠を完全に見分けることなんてほぼ不可能です。
となれば、結局は行動してみて判断するしかないのです。
ものすごく曖昧で嫌な気持ちになりますが、日本の転職市場の現状でもあります。
世の中がブラック企業に甘い以上、ブラック企業はなくなりませんし、
転職者がそれらの求人票を絶対に避けることなんてできないのです。
ブラック企業はサメみたいなもの
ブラック企業は海に泳ぎに行く際のサメみたいなものです。
誰しも泳いでいる最中にサメには会いたくありません。
しかし、いくら机上でサメに会わないようにしたところで限界があります。
それと同じです。
しかしながら、対策は0ではありません。
これも同じです。
例えば次のようなことです。
- サメの遊泳情報を収集しておく(=企業の評判を口コミサイトや掲示板で収集しておく)
- サメに襲われても冷静に対処する(=面接でブラック企業の鱗片が見えないかを冷静に判断する)
- 早朝や夕方にはなるべく泳がない(=非公開求人など厳選された求人を中心に選ぶ)
- 厚いウェットスーツで身を覆う(=在職中に活動することで足元を見られないようにする)
どうですか?
意外に共通点も多いのではないでしょうか。
まあ本当は、サメを駆除(ブラック企業を撲滅)してれば一番安心なのですが、
なかなかブラック企業を撲滅する兆しが見えてこないのが悲しいところですね。