転職活動は職場との決別
転職を考えたら、現在の職場に対する未練を一切捨てましょう。
現在の職場の人間とは二度と会わない、関わらない。
それくらいの気持ちで、バッサリと切り捨てましょう。
褒められても怒られても、転職活動が終われば関係ない人間と割り切ります。
もちろん、同じ業界や何らかの係わり合いがある企業に転職するのであれば、
今度も付き合う可能性はあるでしょう。
そういった場合も含めて、急に愛想を悪くしたり、挑発的になるのはあまり好ましくありません。
あくまでも無関心になるのです。
表面上の付き合いだけは継続させておき、心の感情はシャットダウンさせておく。
それで十分なのです。
お世話になった先輩・上司もいるかもしれません。
一緒にがんばってきた同期や後輩もいるかもしれません。
しかし転職を考えたのなら、きっぱりと割り切りましょう。
決して辛くなったからといって周りに転職の相談や告白をしてはいけません
してはいけません、などと言えるほど私は転職活動の専門家でもありませんが、
やはり一般的に言われているとおりマイナスになることはあればプラスになることは非常に稀です。
業務によって築かれる絆は友人の友情とは別物
サラリーマン同士の絆は業務によって築かれる絆です。
業務によって築かれる絆というのは、一緒にプロジェクトを成功させたり業績を回復させたり…
会社という組織を通じてお互いに利益になる共通の目的を達成する中で築かれる絆です。
そしてそれは、学生同士の友情や家族の愛情とは全くの別物です。
業務によって形成される絆は、当然のことながら業務に係わり合いがなくなると維持できなくなります。
あなたが信頼している先輩・同僚ですら、あなたが転職活動を行っていると知れば急に態度を変えるかもしれません。
でも、悲しいことですか？
私はそうは思いません。
仮に転職活動を知られて態度を変えられてしまうのは…
結局あなたとその人を結んでいたのは単なる業務上の絆だったということです
その程度の絆で結ばれているサラリーマンは世の中に多いものです。
転職を考えたら、今のあなたを取り巻く人間関係を一度見つめなおしてみてはどうでしょうか。
職場を去るという思いがあれば、客観的に自分の環境を見られるようになります。
現在の職場への未練を断ち切るためにも、今の状況を知ることは大切です。
一番バカバカしいのは職場の人たちに迷惑がかかるので転職活動は云々…といったパターンです。
もしかしたらその気遣っている相手とは単なる業務上の絆しかないかもしれませんよ。
