ホワイト企業に勤めていた友人が転職した
ひさしぶりに学生時代の友人に飲みに行こうと誘われました。
その友人と会うのは転職してからは初めてです。
その友人は新卒で就職後、かなりマッタリとした企業に就職しました。
同期入社との仲も良く勤務時間も適度で給料も薄給ではなくと、聞いている限りですとうらやましいくらいのホワイト企業でした。
そんなホワイト企業に勤めていた友人なのですが、ひさしぶりに会って話を聞いているとどうやら転職したとのこと。
えっ!?なんで!?あんなにホワイトな環境だったじゃん?
ついつい突っ込んでしまいました。
薄給、業績下降、減っていく同僚、いろいろと精神的に堪えている私にとってはあまりにも衝撃的だったのです。
もっとやりたいことをしたいから転職した
いろいろと話を聞いていると、どうやら仕事の環境自体には満足しているそうなのですが、このままダラダラと時間だけが過ぎていくのに耐えられなかったそうです。
いわゆる、もっとやりたいことをやりたいから転職するってやつですね。
まあ、第三者である私がとやかく言える立場ではありませんが、言うとしたら…
ものすごくもったいない、とても惜しいくらいにもったいないです、いや切実に。
新卒でホワイト企業に勤められるかどうかは完全なガチャです。
そんなガチャの勝ち組側の友人が転職してしまうのは、ガチャ負け組の私たちからしたら理解不能なのです。
転職するという行動は同じにせよ動機が違いすぎるからです。
ホワイト企業を辞めた友人は他にもいるのですが、どうも皆転職の理由が私とは違いすぎてビックリします。
周りの友人の転職理由【ガチャ負け組】(私含む)
- 精神的に潰れるから
- 上司、同僚との仲が最悪
- うつ病になったから
- 薄給で生活できない
- パワハラ、イジメを受けている
- 労働時間が長すぎる
- 薄給
- 仕事自体が過酷
周りの友人の転職理由【ガチャ勝ち組】
- キャリアアップしたいから
- 仕事内容がおもしろくないから
- より高給を目指したい
- もっとやりたいことをしたい
- もっと自分に合う会社がありそう
ガチャ勝ち組の方が理由が少ないのは、単純に私の周りではガチャ勝ち組で転職する人間が少ないからです。
ガチャ勝ち組の友人の多くは転職する必要などなく生涯勤め上げるつもりで働いています。
対してガチャ負け組の友人の多くは、阿鼻叫喚と言いましょうか皆不平不満でいっぱいです。
あらためて自身の境遇に悩む
友人とのひさしぶりに飲むのはとても楽しかったですが、いろいろと驚かされた1日でした。
ホワイト企業の友人たちがキャリアップで転職していくのを見ていると、わらしべ長者を彷彿させます。
キャリアを積んでからさらに高いレベルの職場でキャリアを積んでと、さらなる高みを目指している印象を受けます。
そんな友人たちを目の当たりにすると自分自身の状況が少し虚しく感じます。
キャリアアップなんてとんでもなく、どちらかといえば逃げるように転職した口です。
より高みを目指したなんて理由とは程遠くステップダウンともいえるでしょう。
私はこのままで良いのか?
友人と会うことで再び転職するべきかどうかといった疑問が再燃してきました。
ただ、隣の芝生は青く見えるとも言いますので、友人をうらやましく思いすぎるのもどうかと思うのです。
今の環境は、お金さえどうにかなればマシな労働環境だと思うのです。
そういった意味で、転職するか否かはとりあえず昇進でも何でもして少し給料が上がった状態で見極めたいと思っています。