トントン拍子で進んでいったカップリング
女性をアリナシで瞬時に判断し、アリの女性にだけ会話の中身を見極め、ナシの女性とは世間話を楽しむ。
そんな嫌な方法を取らざるを得なかった2回目の婚活パーティーですが、皮肉なもので皆と全力で話すことを心がけた1回目の婚活パーティーよりも順調に事が進んでいます。
そんな中、気になる女性に出会いました。
会話をする前に判断する基準においても、まったく問題なく、それでいて話していても何やら価値観が合います。
今回、番号を書くならこの人だなと直感を感じました。
ただ、気になる女性がいた場合なんてものは想定していませんでしたので、内心はかなり動揺しました。
その動揺の影響なのかどうなのか、その女性の後に話した女性の記憶がありません。
なるほど、これは婚活パーティーの落とし穴ですね。
気になる女性を見つけた場合、その前後数人くらいとの記憶が消し飛びます。
それほど、気持ちが動揺しているということでしょう。
とりあえず全員の女性と会話を終了した後、司会の人より中間印象チェックなるものをつけるように言われました。
今回の婚活パーティーでは前回と違ってパーティーを途中で一旦中断し、気になる相手や好印象の人に対してマークをつける中間印象チェックなるシステムがありました。
そしてその中間印象チェックは相手側に伝わるようです。
よく考えられたシステムですね。
加えて、この中間印象チェックをつけた後にフリートークタイムといったものが存在し、そこでもう一度話してみたい女性にアプローチすることができるようです。
中間印象チェックをつけるのはもちろん先ほどの女性しかおりません。
というよりは、先ほどの女性以降の記憶がありません。
中間印象チェックが終了し、その結果が回覧されると…
なんと、相手も私のところにチェックを入れています。
婚活パーティーに参加して最高潮に動揺した瞬間です。
あまりにも事がうまいこと進みすぎて頭の中が真っ白になりました。
その後のフリートークタイムでも話が弾み、なんといいましょうか…
この時点で内心カップリングできるんじゃないかと感じておりました。
そしてフリートークタイムが終わり、最終投票タイムになりました。
私が書いたのはその女性1人、第1希望のみです。
結果は…
なんとカップリングすることができました。
なんだか狐につままれたような気分でした。
トントン拍子に事が進み、結果としてカップリング。
加えて周りを見てみると、友人Yも別の女性とカップリングしていました。
私たち2人にとって何一つ問題のない、最高のカップリングパーティーになりました。
パーティー終了後は友人Yと合流して一緒に遊ぶ流れへ
理想的な結果となった婚活パーティーも終わり、各自の退出を促される時間となりました。
なお婚活パーティーの退出は、初めにカップリングしなかった人たちを帰した後にカップリングした人を退出させる流れとなっています。
婚活パーティー会場を出た後は、カップリングした女性と合流しました。
合流した後はまず、スマホやラインなどの番号交換をしました。
周りを見てもカップリングした別組が同じような交換をしています。
これはこれでまた異様な光景です。
その後、別の女性とカップリングした友人Yとも合流し、4人で遊びに行くことになりました。
元々異性と遊びに行く機会なんて皆無でしたので、友人Yが一緒にいてくれてここでも助かりました。
ホント、何から何までエスコートしてくれて頼もしい友人です。
適当にブラブラと街を回ってから夕食、カラオケとなり、その後に解散となりました。
婚活パーティー内ではプロフィールカードを見ながら相手と話す流れは固定されているのに対して、カップリング後は完全なフリータイムです。
正直、カップリング後の方がとても緊張して疲れました。
それでも何とか次の会う日にちまで決めることができましたので、まあがんばった方でしょう。
なんだか事がうまいこと進みすぎている気もしますが、とりあえず良い縁があったと思います。