別れると相手の嫌味を言いたくなる
初めてカップリングした女の子と別れてからというもの、無意識のうちにその女の子の嫌味を言うことが増えたように思えます。
相手が受身すぎてダメだったとか、もう少し相手に思いやりがあればとか、婚活仲間の友人とそういった話になる度に何かをグチグチと愚痴っている気がします。
嫌なものだ。
そんなことを言っていられないと、自身の自尊心を保てないのでしょう。
わかっています、そんなことはわかっています。
けれども、初めてのカップリングなんです。
考えないようにしていながらも、本当はもの凄くショックを受けてまいっています。
そんな気持ちを抑えるには、せめて相手の愚痴や皮肉でも話していないとおかしくなりそうです。
恋愛経験が増えていくとスパっと忘れることができると思うのですが、なんせ初めてですからね。
今の状態は、初心で傷つきやすい中学生や高校生の失恋状態と同じでしょう。
笑い話も甚だしい。
まさか自分自身が、こんな年齢になってこんな感傷に浸ることになるとは。
高校生ならまだしも、もう20代後半ですよ。
どんだけ遅れた青春時代なんだとつくづく痛感させられます。
ただ、今回の婚活を始めていなかったら生涯こういった気持ちを味わえなかったと考えると、なんだかんだで婚活を始めてよかったなとも思います。
まだ相手は見つかっていませんが、誰しも一度は自身の生涯の相手を探しても良いのでは思うようになりました。
別に相手が見つからなかったら、それはそれで仕方がないじゃないですか。
そのときは一生独身でもかまいません。
でも、女の子と遊びに行ったり付き合ったりしてから独身を決意するのと、そういった経験もなしに独身を決意するのとでは何か違うんじゃないかと感じました。
何の経験もないまま独身を貫いてしまうと、恋愛や結婚というものに対してすっぱいブドウになってしまう恐れがあるからです。
どうせ独身を貫くならそういったものに対して…
ああ、それはああいったものだなと、できる限り自分自身で経験して納得して独身を貫きたいものです。
まあ何はともあれ、今回の別れは堪えましたね。
気持ちは後腐れもなくスッキリとしているつもりでも、内心はズタボロなようだ。