漫画喫茶殺人も結局は無敵の人

名古屋で痛ましい殺人事件が起きました。

世の中に嫌気が指した人間が、誰でもよかったと無差別に他人を刺し殺す。

またかと思いつつ、では被害者はどうすればよかったのかとモヤモヤの晴れない事件です。

 

漫画喫茶殺人

 名古屋市中区錦3のビル9階にある漫画喫茶で客の愛知県尾張旭市井田町3、銀行員、大竹智之さん(35)が刺殺された事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された住所不詳、無職、稲田府見洋(ふみひろ)容疑者(22)は大竹さんに言いがかりをつけて襲い、数分間にわたりフロア内を追い回して頭や背中などを多数回刺していた。愛知県警中署への取材で分かった。

 稲田容疑者は「むかつくことがあり、誰でもいいから刺してやろうと思っていた。ささいな物音でもいらいらして限界にきてやった」と供述しているという。大竹さんと面識はなく、中署は通り魔的事件とみて容疑を殺人に切り替え、当時の精神状態も含めて詳しい経緯を調べている。

 捜査関係者によると、大竹さんは資格取得に向けた勉強のため漫画喫茶に来ていた。

 稲田容疑者は17日午後8時20分ごろ、漫画喫茶の店内で大竹さんを殺害しようと考え、持っていた果物ナイフ(刃渡り15センチ)で頭などを刺したとして現行犯逮捕された。

 中署によると、稲田容疑者は同日午後6時ごろ、大竹さんは同8時ごろに客として入店し、一つ空けて隣同士の個室(ブース)を利用していた。

 稲田容疑者はいきなり大竹さんのブースの扉を開けて「物音がうるさい」と言いがかりをつけ、果物ナイフで刺した。店内の防犯カメラの映像などから、稲田容疑者はブース外の通路を身を守りながら逃げる大竹さんを追いかけ、襲っていた。

 大竹さんは頭や首、背中、胸など上半身を中心に多数回刺されたり切られたりしていて、司法解剖の結果、死因は出血性ショックと判明した。

 稲田容疑者は福島県出身で最近、名古屋市に来た。逮捕当時、所持金は2万円程度で、酒は飲んでいなかった。逮捕直後は「自分が死ねなくて、むかついて刺した」と供述したが、その後は「1週間ほど前に現場近くで果物ナイフを拾い、誰でもいいから刺そうと思って持ち歩いていた」などと話し、「世の中が嫌になった」との趣旨の話もしているという。【井口慎太郎、駒木智一】

(出典:毎日新聞 2018年5月18日 19時01分(最終更新 5月18日 23時22分)

 

はい、どうみてもキチガイです。

世の中に存在してはいけない存在です。

世の中が嫌になって自殺しようと思ったができず、腹いせに誰でもよかったから殺した

この動機での無差別殺人、本当に多くないですか?

以前、「無敵の人が増える恐怖」といった記事で触れましたが、今回の事件もまさにこれです。

無敵の人に対して、いったい一般人はどうすればよいのでしょう?

逃げるのが正解でしょうか?

でも、皆が皆逃げられるのでしたら苦労はしません。

正面を向いて戦うのが正解でしょうか?

これも同じで、皆が皆戦うことができれば苦労はしません。

そもそも、逃げられる人、戦える人は無敵の人が対象に選ばないでしょう。

こういった事件はたいがい…

誰でもよかったといいながら結局は弱い人を選んでいます

世の中に絶望したキチガイが、屈強な男たちの集団に襲い掛かったなんてのはまったく聞きません。

たいていは弱い人をターゲットに襲い掛かっています。

この場合の強い弱いとは殺しやすいか殺しにくいかが基準です。

弱い人とは…

子供、女性、老人、サラリーマン、1人でいる人。

逆に強い人とは…

明らかにガタイや風貌の強そうな人、複数人、同じようなキチガイあたりでしょうか。

1週間ほど前に現場近くで果物ナイフを拾い、誰でもいいから刺そうと思って持ち歩いていた

とも書いてありますが、刺し殺そうと思ってもなかなか弱い人が見つからないので…

確実に「1人でいる」であろう漫画喫茶の個室ブースを狙ったのでしょう。

あきらかに計画的です。

 

 

無敵の人には厳罰化と安楽死施設しかない

無敵の人に抵抗する術は一般人にはありません。

本気になったキチガイ、失うもののなくなったキチガイに対して一般人はあまりにも無力です。

現行の司法制度もキチガイには効果が薄いようです。

ではどうすればよいか?

私は…

残酷なまでの死刑執行法の変更と安楽死施設の要因

しかないと思っています。

死刑になればこんな苦痛を与えられて苦しみ続けることになる

そんなイメージが容易に想像できるような死刑でなければ、もはやキチガイを止めることはできません。

あるいは、世の中に絶望して生きるのが嫌になった人のために安楽死施設を作れば良いのです。

人権問題ですか?

今のキチガイがやりたい放題の現状が、すでに一般人の人権を大きく侵害しています。

この事件の被害者だって、夏に子供が生まれたり充実した家庭を持っていたりと幸せな生活を送っていたのです。

それが1人のキチガイによって完全に壊されてしまったのです。

人権侵害どころの話ではありません。

情報ネットワークが発展した現代では、死刑が一瞬にして逝ける手法が取られているのは周知されています。

となると、悪い言い方をすれば…

現状は死刑こそが安楽死なのです、それゆえキチガイは死刑を受けるために他人を殺します

これはもう現状ではどうにもならないと思います。

仮に安易な安楽死は危険だと言うならば、せめて死刑の執行方法だけでもどうにかするべきでしょう。

何らかの抑止力は絶対に必要です。

私はその抑止力を考えた末に死刑の厳罰化と安楽死施設といった結論に至りましたが…

もちろん、それ以外にベストな方法があればそれにするべきでしょう。

一番いけないのは、形骸化されるであろう対策を選んでしまうことです。

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こういった類のモノが一番効果がありません。

そういったものを自発的に利用できる人はそもそも無敵の人やキチガイにはなりません。

別の抑止力が働いて犯罪には至らないでしょう。

すべての対策は一般人ではなく無敵の人やキチガイに向けてなされるべきなのです。

でもそういったのを作る人ってのは、たいてい無敵の人やキチガイとは無縁の人が多いんですよね。

ただ、かといって「昔、苦労していました」「昔、ワルでどうしようもなかった」ってのも効果がないんですよね。

なぜなら、キチガイにとってはそういったものは目に入らないのですから。

いくら情報を流そうが本人に聞く気がなければ意味がありません

となるとやはり、一般常識レベルに周知されるほどの強い情報をもって制するしかないと思うのです。

 

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