転職の目的は何ですか？
あなたが人生で重みを置いているものは何ですか？
それを自覚することによって、転職をするべきかすべきでないかをより明確に認識することができます。
お金に重きを置いている人。
そういった人は年収重視の転職活動を行うでしょう。
プライベートを大切にしたい人。
そういった人はまともな休暇が取れる仕事を探すでしょう。
転職者にはそれぞれ目的が異なります。
転職活動を行い際には、これらの目的を明確にしておく必要があります。
年収も人間関係も勤務地も休暇もすべて希望通りがいい！
その気持ちはとても理解はできますが…
そんな理想的な求人はありません
いや、あるのかもしれませんが、少なくとも私は見たことがありません。
たいていはどれか1つか2つの項目が魅力的に見える求人票が関の山です。
加えて、最近では転職がめずしいことではなくなったとはいえ、 転職のリスクがなくなったわけではありません。
- 年収アップのつもりが、実は偽装求人で年収が激減した
- プライベートを確保するための転職が、実際はサービス残業だらけで発狂しそうになった
- 地元へUターンしたつもりが、転勤・異動で地方へ飛ばされた
転職活動が裏目に出てしまうなんてことはごくごく一般的なことです。
誰もがそんな罠に陥ってしまう可能性があります。
これは、偽装求人自体が取り締まりにくく、日本では労働契約の意識が希薄なので仕方がありません。
サービス残業なんて名の奴隷労働があたりまえに横行しているくらいですし。
裏切られにくい項目…それは勤務地
求人票の内容と全然違う職場に放り込まれたたびに再び転職活動を行うのもよいすが、
あまりに多い転職経験は今の世の中ではまだまだよく思われないのが現実です。
それゆえ、転職活動を行う際には、何に重視をおいてそのためには何を犠牲にするかを考えてなければいけません。
すべてが理想的な仕事・職場というものはなかなか存在しません。
たいていは、何かを得るためには何かを犠牲にしています。
- 給料を得るために休暇を犠牲にする
- 休暇を得るために給料を犠牲にする
たいては対になっていますので、どちらかを得るためにはどちらかを犠牲にします。
最悪なのは得るための項目が裏切られてしまった場合です。
- 給料を得るために休暇を犠牲にする 給料も休暇も犠牲にして何も残らない
- 給料を得るために休暇を犠牲にする 給料も休暇も犠牲にして何も残らない
こうなると目も当てられません。
しかしながら、実際に結構ある事案なので恐いのです。
そんな中、裏切られにくい項目、それは…
勤務地です。
もちろん、事業所の移転などのリスクはありますのでゼロではありませんが、少なくとも他の項目よりは信頼できます。
もし、何かを少々犠牲にしてでも勤務地を優先したいタイプの人がおりましたら、
転職活動は他のタイプの方より幾分か楽になるかもしれません。
