悔いのない転職を果たすために
転職活動を行っている人の中には、激務が嫌で活動を行っている人が少なくありません。
私も、まさに同じ状況でした。
激務の状態で転職活動を行うのは精神的な負担が重くのしかかります。
そのような状態では、冷静に求人を探すことはできなくなることが多々あります。
もうどうでもいいから、とりあえず脱出させてくれ!
最終的には、このようなヤケっぱちな感覚になってきます。
そのような状況に陥ったら危険信号です。
冷静な判断がきなくなっています。
そうなると得をするのは誰でしょう?
答えは…
転職者を食いものにするブラック企業です
ヤケになり方向感覚を失った転職者ほど、誘導しやすく食いやすい存在はいません。
ブラック企業はその心理を利用し、転職者をおだてては自社に誘導します。
転職者も受動的に誘導されるのは気の悪いものではありませんので、ホイホイとついていきます。
そして、転職後に絶望します。
無理だとわかっていても距離を置いてみる
自分自身がヤケになっていると自覚できたら行うこと。
それは…
転職活動から距離を置いてみることです。
そして、考え方が正常に戻るまで時間を置いてみるのです。
もちろん、それが簡単ではないのはわかります。
ただでさえ限界な状況なのにそんな悠長なことはいっていられない
その気持ちはわかります。
でも、そこで焦って再び激務な仕事についてしまっては意味がないのです。
急がば回れのことわざにあるように、あえて時間をかけることも重要なのです。
- あまり条件はよくない求人だが、急募と書いてあるのでチャンスだ
- 面接の印象・提示条件はよくなかったが内定の通知がきた
- 転勤があるそうだが、とりあえず最初の勤務地は〇〇らしい
転職活動を続けていると、このような妥協イベントが多々発生します。
そんなときに求められるのが、冷静な判断力です。
特に、給与や勤務条件など定量的な数字がよくない場合はよくよく考えましょう。
焦って気持ちが高ぶっている状態で判断してしまうと、 気持ちが落ち着いてきたときに後悔するかもしれません。
悔いの残らない転職を果たすためにも、客観的に判断できることがとても大切です。