不採用通知がきたとき
転職活動で一番落ち込むとき。
それは就職活動と同じく不採用通知が来たときです。
学生時代の就職試験でも、たしかに選考に落ちればへこんだものです。
しかし、しばらくすれば気持ちも治まり、また違う企業を探そうかという気分になりました。
これが転職活動となると、悲惨なものです。
日々の業務が限界な状況で、さらに追い打ちをかけるように不採用通知などがくるのです。
気持ちがへこむというよりは絶望に突き落とされたような感覚になります。
そして、もはや俺には居場所がないのかと自暴自棄になります。
学生時代はあんなに簡単に割り切れたはずなのに、転職活動では精神的にかなり引きずります。
やはりこれは、学生と社会人という、おかれた状況の違いが原因でしょう。
学生時代は時間が十分にあったおかげで、 精神的に落ち着かせることができたのに対して…
社会人には時間がありません。
選考に落ちようが、次の日もいつもと同じように働きにいかなければいけません。
実際、不採用通知の来た翌日の仕事などは、勤務中に意識が朦朧としていました。
まさしく、絶望という言葉がピッタリで、虚しさと脱力感でいっぱいでした。
最終面接に落ちたときの絶望は圧倒的
さらに、1次面接ならまだしも、最終面接を落ちたこともありました。
逆に気持ちが吹っ切れて、逆に晴れ晴れとした気持ちで明日への活力が沸いてきた?
まったくそんなことはありません。
絶望の底に突き落とされました。
そのまま、どこかへ逃避行したい気持ちになりました。
転職とは無縁の人々からすれば、何を大げざにと思われるかもしれません。
しかし、当の本人は想像上につらいものなのです。
通常の業務との調整を死に物狂いで行い、何とか日程を合わして受けた面接。
それを幾度と繰り返し、やっとのことでつかんだ最終面接。
それに落ちたとき、今までの苦労がすべて無に帰したような虚無感に襲われます。
学生時代の就職活動でも最終面接で落ちたことがありましたが、あの比ではありません。