お祈り申し上げます
貴殿のこれからのご健勝を心よりお祈り申し上げます。
この言葉、よく聞きますよね。
不採用通知には必ずといっていいほど書いてあります。
ネット上では、皮肉をこめて「お祈り」と言われています。
お祈り申し上げます。
たしかに、なんだか祈られているような気がしてきます。
一回だけならまだいいんですけど、何回も何回もお祈りされてしまうと、無性にイライラしてきます。
また、お祈りされちゃったよ~
なんて思えるうちはまだマシな方で、そのうち…
そんなに祈られて、俺は神か!祈るくらいなら求人と内定よこせ!
と心が荒んできます。
あと…
本当は心では微塵も祈ってなんかないのがイライラする原因ですよね。
本当に相手を気遣って祈るするくらいなら採用してやれよと思います。
いやむしろ、落としてもいいけど面接の交通費ぐらい出してくれよと思います。
こっちは苦労して時間を作って面接しに向かっているのに…
中にはやる気のない面接官がいたり、そもそも求人を行っているようで行っていない架空求人まで。
求職者のほうこそ、まともな求人や会社に出会えるようにお祈りしたいくらいです。
こっちからお祈りを上げたい企業もちらほら
企業からお祈りメールをもらいすぎると徐々に心が荒んできます。
また中には、こちらからお祈りメールを送りたい企業も結構あります。
なめた態度の面接官、意味のない圧迫面接、誹謗中傷…
せっかく時間を確保して面接に行ったのに、ふざけんなと思います。
しかも、どうせそういった面接はたいてい落としてきますので、いっそのこと…
慎重に検討を重ねました結果、今後の選考を見合わせて頂くこととなりました
貴社のご活躍を心よりお祈り申し上げます
とこちらからお祈りしたいくらいです。
いやホント、お祈りしたいくらいヒドイ企業が多くてうんざりです。