職場への人情を捨てる
在職中の転職活動で最も過酷なことは面接日の確保です。
ほとんどの企業では、面接日は平日に行われます。
ですので、必然的に平日に面接を受けにいかなければなりません。
しかし在職中のサラリーマンにとって、平日の休みなど取れるはずがありません。
転職書籍の中には、有給を有効活用しようなどと書いてあるものもありますが、
簡単に有給をホイホイと取ることのできる企業などそうそうありません。
ではどうすればいいのかということなのですが、こればかりはいろいろと解決を模索しましたら…
結局のところ矛盾するようですが休みを取るしか方法はありません
いやホント、なんだかんだいって休みを取って面接に行く以外の選択肢は見つかりませんでした。
有給は取れないとはいえ、一応は権利がないわけではありません。
権利はあるのですから、修羅場を覚悟してでも休みを取るべきです。
円満退職などという言葉がありますが、在職中の転職者は円満退職を望んではいけません。
もしかしたら結果的に、円満に退職できることもあるかもしれませんが、初めから望むものではありません。
在職中に転職活動は現職の職場に対する完全な裏切り行為です。
裏切り行為なのですから、円満な退職を望むことなど個人の傲慢以外の何でもありません。
休みを取ったら周りに迷惑がかかる、怒られる。
たしかに、周りに迷惑はかかるでしょうし、意味もなく怒られることもあるかもしれません。
しかし…
転職とは少なからず他人に迷惑をかけるものです
また同時に、目標のためにいろいろと闘わなければならないものです。
そのためには、休みを取る程度のことは本当はどうでもいいことなのです。
転職を覚悟したのなら、今の職場への思いやりや人情は一切捨てましょう。
同時に、平和にやり過ごそうとも思わないことです。
バレるくらいの勢いで行う。
それくらいの覚悟でちょうど良いのです。
体調不良でも何でもいいので休む
休みが取れない場合は、もう無断欠勤以外の方法なら何でもよいので休むしかありません。
- 無理やり有給申請をして何をいわれようが押し通す
- 急な体調不良で仕事に行けないと押し通す
- 激務なことを親が心配してうつ病を発症しているようなので急遽帰省する
- 高齢な親の容態が悪いらしく、急遽帰省しなければいけない
上記は私が実際に使用した休みの言い訳です。
最初は自分起因の理由で休みを押し通していましたが、さすがに長く続くと無理がありましたので…
途中からは親や友人、親せきなど他人起因の理由で休みを押し通しました。
もちろん、却下や尋問を受けたことも多数ありましたが、なんだかんだ休みを結構することはできましたので、
そういった点では完全なブラック企業ではなかったのかもしれません。
まあ実際、ICレコーダーを持ち歩いていたので、最悪の場合は使用してやるくらいの気持ちでいましたが…。