在職中の転職活動
在職中の転職活動者が必ずぶちあたる問題があります。
それは、在職中の転職活動が想像を絶する難易度だということです。
まず間違いなく、平日の面接日時の確保に四苦八苦します。
では、辞めてから活動してはダメなのかということなのですが…
一般的には転職活動は在職中に行った方が良いといわれています
在職中の方が経済的にも余裕があり、仕事を持っているので面接官の受けも良いのも事実です。
しかし実際のところ、在職中の活動は非常に難しいものです。
加えて、現在の都道府県外に転職しようとするのならなおさらです。
有給?ありえないでしょ。
面接の度に有給が自由に取れるような環境なんて、そうそうないものです。
そもそも、そんなホワイトな環境だと転職する必要なんてありませんし…
かといって辞めてから転職活動を行うと、いろいろと弊害があるといわれています。
じゃあ結局のところ、どうしろと。
在職中じゃないといけないの?
辞めてからだとマズイの?
様々な転職本やネットで情報収集を行っても、結局は自分次第のようなことしか書いていません。
実際、私自身、在職中か辞めてからにするかは、ノイローゼになるくらいまで悩みました。
辞めてからだと不利?
でも今のままじゃ活動できない、まさしくジレンマです。
答えのでない数式を解いているような苛立ちを感じたものです。
転職活動の実行はキレイごとでは済まない
なんだかんだで私が最終的に行き着いた答え。
それは…
玉砕覚悟の有給・欠勤を実行した在職中の転職活動です
無理やり有給を使って、面接を受けに行きました。
体調不良を偽装して欠勤こともありました。
もうバレて懲戒処分にかかってもいい。
それくらいの覚悟で活動に臨みました。
もちろん、その覚悟ができるまでに相当の時間がかかりました。
でも…
仮に辞めてから活動するなら、今の職場でどうなっても良い覚悟で在職中に活動しても同じじゃないか
と思うようになりました。
そもそも、有給というのは労働者の権利です。
取れるものは取ったら良いのです。
却下されたら?
そうなったら、当日に体調不良で休むだけです。
転職活動を進めていく中でわかったこと。
それは、転職活動の実行はキレイごとでは済みません。
八方美人な活動なんて不可能です。
どこかに無理を利かせてでも押し通さなければ切り口が開けないことが多々あるのです。