面接で出会う人間を信用しない
企業の面接を受ける上で注意しないといけないこと。
それは、面接やら社内見学で出会う人を信用してはいけないということです。
面接などの外向きようの社員と実際に働く社員は違います。
それゆえ、面接官の印象がとても良かったらこの会社は良さそうだなんてのは非常に危険です。
それは言い換えれば…
CMに出ていた芸能人の印象がとても良かったから その商品は良いものに違いない
と思うのと同じです。
それとこれとは別物です。
しかし、やはり表向きの印象が良いと内面も良いと錯覚してしまうものです。
実際、CMで芸能人や有名人を起用するのは、そういった心理を利用しているからです。
企業においても同じです。
面接などの外向きのイベントにはそれにふさわしい人材を用意します。
少なくとも、気難しい職人気質や面倒な人が出てくることはないでしょう。
加えて、配属後おそらく一番長く接するであろう直属の先輩社員なども、
年齢や役職的にも面接などには出てこないでしょう。
でも実のところ、そういった歳の近い社員こそが本当に知りたい情報なのです。
普段めったに会うことのないお偉いさんの印象など本当に何の役にも立ちません
転職活動で企業の面接選考を進めていくと、2つのタイプに別れていきます。
1つは直属の上司などとは一切会うことなく人事部や総括部門の上長、取締役と面接を行うタイプです。
もう1つは直属の上司や部門長など何らかの仕事で関わりあいがある人と面接を行うタイプです。
言うまでもなく、前者のタイプの面接では配属される部門の印象など何もわかりません。
後者はまだ、実際の職場に近い人間がいますのである程度の予測を立てることができます。
この2つのタイプの違いは、頭が一杯になっていると案外見落としがちになるので注意が必要です。