職務経歴書なるもの
新卒での就職活動では履歴書やエントリシートの記入は必須だったと思います。
それと同じく転職活動においても履歴書の記入は必須です。
ただ、就職活動と異なるのは、履歴書に加えて職務経歴書なるものも用意しておくのが一般的です。
職務経歴書とは、自分のキャリアを詳しく説明して自分を売り込むためのツールのことです。
それゆえ、経歴などを説明する履歴書とは少し違います。
履歴書はあなたの広い情報を相手に伝えるためのものです。
職務経歴書はあなたのこれまでの仕事に関する成果や経験を相手に詳細に伝えるものです。
それゆえ、あなたの実力をどれだけ明確に相手に伝えることができるかどうかが重要です。
職務経歴書の出来不出来は決して軽視できるものではありません。
職務経歴書には、全国で統一されたフォーマットは存在しません。
ある程度のテンプレートは存在しますが、 基本的には個人が自由に作成するのが一般的です。
もちろん、今まで職務経歴書を作ったことのない人がいきなり職務経歴書を作れといわれても、
それは到底不可能なことです。
私の場合も、初めて作った職務経歴書はひどいものでした。
今ならひどいと思ったあの職務経歴書も、作った当時はまともに作ったつもりでした。
つくづく無知とは恐ろしいものだなと思いました。
今ではネットや書籍で情報があふれている
一昔前まではなかなか職務経歴書の書き方やフォーマットに関するサイトは少なかったのですが…
今ではそこら中にあふれかえっています。
それゆえ、職務経歴書の書き方は、ネットや書籍を初めさまざまな情報源を参考に作成されることをオススメします。
ここで大切なのは、職務経歴書の目的を忘れないことです。
ざっと思いつく目的を羅列するとこうなります。
- 経歴やスキルなどから相手に自分が必要な存在であると伝わる
- これまで何をやってきて何ができるのかが把握できる
- これまでの転職回数や経歴など、どのような社会人生活を送ってきたのかが把握できる
- 募集職種に対して適正と思われるアピールポイントが把握できる
- 応募に対する意欲ややる気が垣間見れる
やってはいけないのは、ダラダラと冗長的な職務経歴書になってしまうことです。
いわば、ポストに入っている折り込みチラシのようなものです。
見やすさを食いつきやすさに重きを置けば良いのです。
実際、たまにA4にびっしりと文字が細かに書き込まれた折り込みチラシを見かけますが、
私は見ることなく捨ててしまいます。
それと同じことです。