転職での圧迫面接
面接の中には、圧迫面接と呼ばれる類のものがあります。
故意に面接者を否定したり批判したりすることで、メンタル面での耐性を見極めるものです。
新卒時の就職面接でもいくつか圧迫面接を実施している企業がありました。
圧迫面接ですと公言されることはないのですが、 面接の流れ、雰囲気から圧迫面接はすぐにわかります。
そしてその圧迫面接ですが、やはり転職の面接においても存在します。
転職面接での圧迫面接は、それはもうかなりヒドイものでした。
まず間違いなく、転職することに対してネチネチネチネチとネガティブに質問され続けます。
- 君が職場を離れることで、今の職場に迷惑をかけるんじゃないかな?
- 途中で会社を辞めてウチにきても、また辞めるんじゃないの?
- もしかして夢や理想だけで面接を受けに来ているのかと…
- ふ~ん、そうなんだ、すごいね~
- いまのキミの言った内容が、どうも僕には理解できない
と何をいっても否定したりネガティブにとられました。
むしろあまりにもネガティブなので…
コイツはなんでこんなにもネガティブなんだろう?
とこっちが心配してしまうほど、悲観的な態度を取る面接官が多かったです。
ただ、なんだかんだで転職活動を長らく続けていると自信がなくなってくるものです。
否定的な返答ばかりを聞いていると、自分の態度や返答が悪かったのかなと自問自答するようになります。
圧迫面接においては、そうなってしまった時点で負けです。
十分な力を発揮できず、グダグダな面接に終わってしまうでしょう。
まあ、圧迫面接で試したい企業側の気持ちはわかるにはわかります。
わかるのですが、転職活動で疲弊している求職者にはいささか堪えるものです。