最終面接で不採用
面接日時を確保するのが難しい転職面接ですが、その中でも特に苦労するのが最終面接です。
最終面接ではたいていの場合、人事の執行役員から配属部署の所属長まで何らかのお偉いさんが出てきます。
そしてほとんどの企業においては、それらのお偉いさんは多忙です。
ですので最終面接の日時はたいていピンポイントで指定されます。
もちろん平日にです。
これまではいくつかの選択肢があり、その中からご都合の良い日にちを~って感じでしたが…
最終面接は〇月□□日△△時開始といった具合に、かなり絞られた日時を連絡されます。
それまでの選考のように何とか日時に都合がつけばよいのですが、運が悪いと業務とブッキングしてしまいます。
そんな日に限って何かと重要なイベントや大事な会議がセッティングされている
なんてことは往々にして起こりえることです。
まさに転職活動の正念場。
もっとも判断力と精神力が試される状況でもあります。
最終面接も落ちることはあるので要注意
私が初めて最終面接までたどり着けたときは、完全に頭の中が有頂天になっていました。
ですので、会議だろうがイベントだろうが何もかもを捨てて面接に臨みました。
これを乗り切ったら転職活動は終わりなので、終わってしまえば今の状況などどうにでもなる
そう思い、完全に業務をすっぽかしてイケイケの気持ちで最終面接に臨みました。
それでうまく行けば、すんなりと転職活動も終えることができたのでしょう。
私の場合は残酷でした。
その最終面接で落ちてしまいました。
現職の業務のすべてを放り捨て、後先のことなど考えずすべてをぶつけた最終面接。
残念なことながらあっけなく落とされました。
その後、残ったのは絶望の業務フォローです。
最終面接に落ちたショックも相まって、とてもつらかったのを覚えています。
学生の就職活動と同じく、転職活動においても最終面接で落とされることはザラにあります。
ですので、期待こそすれば過度の無茶をするのはとてもリスキーです。
最終面接に落ちて自暴自棄になった友人や、疲れてどこでもいいと転職した友人も知っています。
あくまでも選考の1つと割り切って冷静に結果を受け取れるのが大切です。