忙しくて高給か楽で薄給か

仕事は忙しいが高給か、仕事は楽だけれども薄給か。

あなたはどちらが良いですか?

転職を考えるとき、お金と精神的ゆとりのバランスを考えることは非常に重要になってきます。

仕事は楽だけれども高給な仕事

そんなものがあれば理想的です。

しかし現実的に考えると、そのような仕事はよほどの専門的スキルかコネがない限りありません。

あるいは新卒採用枠で既に埋まっています。

少なくとも、そんな求人が転職市場で普通のサラリーマンに巡ってくることはありません。

激務な上に薄給な仕事

これは最悪です。

しかし、世の中の求人の多くはコレです。

とくに、転職市場には多く出回っています。

他の企業で疲れた人材を、何とか安く買い叩いてこき使ってやろう。

そんな歪んだ考えをもった人が、そこら中に罠をしかけて待っています。

転職活動を行う上で、この種の求人は可能な限り避けなければいけません。

 

どちらを選んでも隣の芝は青くみえる

転職活動で見つかる求人で現実的なのは 忙しくて高給な仕事か、楽で薄給な仕事です。

お金を取るか、精神的なゆとりをとるか。

この2つのどちらを優先するかは、転職活動を行う際に決めておいた方がよいでしょう。

お金だけがあっても意味がない、心にゆとりがなければ死んでいるも同じだ

そう思う人はたとえ薄給でも楽な仕事を求めるべきでしょう。

逆に…

多少忙しくてもお金があれば大丈夫、お金が最も最優先されるモチベーション

そう思う人は激務であっても給料の良い仕事を求めるべきでしょう。

しかしどちらを選んだとしても、しばらくすると逆の仕事を求めるのも人の性というものです。

精神的に楽な状態でも、金銭的な不安が徐々に大きくなってきて高給な仕事にあこがれる。

お金があっても忙しすぎる日々のため、薄給でも自由な時間の取れる仕事にあこがれる。

そういうものです。

ただ個人的には、楽な仕事というのはなかなか曖昧で見つかりにくいものだと思っています。

得られるお金というのは、企業年収やモデル賃金などである程度は把握することができます。

しかし仕事の楽さとなると、これがまた難しいものです。

何をもって楽かが定義しづらいからです。

また、会社全体では仕事が楽な会社でも一部の部署のみ激務なんてのは往々にしてありえます。

加えて、転職者はそんな「問題部署」へ送り込まれることが多いのでさらに注意が必要です。

そういったことを踏まえると、とりあえずお金を目安にした方が良い気もしますが…

こればかりは個人の価値観次第でしょう。

 

勤務地や企業ブランドに意味を見出す人は例外

忙しさや給料ではなくそれ以外に重きをおく人もいます。

具体的には、勤務地や企業ブランドを重視する人です。

これらの人は例外的に、とても転職活動の方向性が決めやすいと思います。

忙しさや給料はどうでもよく、とりあえず〇〇地域で働きたい

あるいは、

〇〇で働くことができれば他の条件はどうでもよい

となれば、選定する企業もかなり絞られてくることでしょう。

ただし、この場合も他と同じく複合的な条件を求めるべきではないでしょう。

給料もよくて勤務地は〇〇限定

給料も良くてブランド力もバッチリ

もちろん、そういった企業もあるかもしれませんが、条件を複合させればさせるほど企業は減っていきます。

 

重視する優先順位をつけることが大切

給与、忙しさ、勤務地、ブランド力。

他にもいろいろと求人票で重視する項目はあるかもしれません。

ただし、いずれの場合においても大切なこと。

それは重視する項目に優先順位をつけておくことです。

転職活動ではバカみたいに多い求人票に毎日目を通すことになります。

そんな中、何らかの基準を決めておかないと途中で自分自身を見失ってしまいます。

自分自身を見失ってしまうと、本来の目的を達成しないまま転職するなど本末転倒な事態になりかねません。

私の友人にも、Uターン転職したいがために転職を決行したのに…

気づけばちょっと給料の良い別企業を選んでしまった友人がいます。

で、結局どうなったかといえば…

数年後にUターン転職するために再び転職活動することになりました。

本来の目的を見失うとそうなってしまう場合が多いということです。

 

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