Excelで勤怠管理?
勤怠はExcelにて帳簿しています
職場で上長からそう言われたときは、最初何を言っているのかわかりませんでした。
皆の残業時間などを管理するために、 管理職が自分用にまとめているのか~
なんて思いましたが、どうやらそうでもなさそうです。
出勤したらExcelに出勤時間を記入し、帰るときはExcelに退勤時間を記入する
まさに、出退勤のすべてをExcelに記帳することで管理していたのです。
なんというか、とてもアナログな勤怠システムです。
前社での勤怠システムは社員証をゲートにかざすタイムカード形式でしたので、今はどこもそれがあたりまえだと思っていました。
ただ、思い返せば同窓会でも、出退勤を勤務表に手書きして判子を押していると言っていた友人がいましたので、それほどめずらしいことでもないのでしょうか?
いずれにせよ私はその脆弱な勤怠システムにビビりにビビりました。
理由は言うまでもなく、サービス残業が横行しているのだろうと直感したからです。
現に同窓会で出会った勤務表に勤怠を手書きしている友人は、サービス残業漬けでした。
毎日22時が仕事終わりなのに勤務表に17時半と書いて判子を押すのが切ない
と愚痴をもらしていたのを覚えています。
そんな友人の例がありましたので、もしかしてこれからサービス残業漬けで壊されるのではと不安でした。
勤怠管理の方法なんてのも、転職活動の面接では確認しにくい項目ですね。
御社はどのように勤怠を管理していますか?記帳ですか?タイムカードですか?
なんて質問は、なかなか聞きにくいと思うのです。
取り越し苦労だったExcel勤務管理
Excel手書きの勤務管理にビビりまくっていた私ですが、結論から言いますとあくまでも今のところはサービス残業はなさそうです。
周りの社員さんの話を聞いていますと、昔はものサービス残業がものすごく酷かったそうです。
ただ、それで結構な社員さんが辞めてしまったので、最近は改善されて良くなったとのことです。
中には、仕事中毒なのか何なのか自身から進んでExcelに時間を短く記帳して、自分からサービス残業を生み出していく人もいるみたいなのです。
どこの会社にも、奴隷の鎖自慢が好きな人や職場をブラックにしないと気が済まない人はいるものですね。
とりあえず現時点では関りがありませんので、そういった人たちは気にしないようにします。
とまあ、はじめこそ戸惑ったExcel記帳でしたが意外に勤務管理はまともでした。
思い返せばタイムカードでしっかり管理していた前職は…
- きっちり定時でカードを切らされてサービス残業を強制される
- 定時にカードを切るためだけの行列ができる(その後、各自の職場へ戻る)
- ゲートチェックは裏口から出て行くことで回避する
などなど、タイムカードであってもロクでもないものでした。
不思議なものですね。
タイムカードの職場がサービス残業漬けで、Excel勤怠の職場がサービス残業なしなのです
まあでも、今の職場は給料と残業単価がかなり低いのでこれはまたカラクリですね。
ウチは今はサービス残業がないからいいよ~
と先輩は言っておりたしかにそうなのですが、労働単価がかなり低いのは問題です。
しかしそれでも…
給料が安いだけでなくサービス残業だらけという最悪のケースだけは避けられたので良しとします。
今の会社は、安い給料を残業代でカバーしていくスタイルの会社です。
こういったタイプの会社、結構多いのではないでしょうか。