結局、転職して良かったのか?
最近、何かと仕事の愚痴が増えてきたように思いますので、ここで自身の気持ちの整理もかねて思いをまとめてみようかと思います。
まず、転職して良かったのか?ということに関してですが、これは今でも自信を持って言えます。
絶対に転職して良かったと思っています
これだけは本心であり事実です。
たしかに今の会社にもいろいろと愚痴や不満はあります。
ありますが、まだ愚痴を言えるだけの程度なのです。
本当に精神的にヤバくなった状態では、もはや愚痴すら言えません。
愚痴を言うのにもある程度の精神力が必要と言いましょうか、まだ余裕があるからこそ愚痴が言えるのです。
給料も安いです、昇給2000円です。
マジで経済的に成り立たなくなる一歩手前だと思います。
それでも…
以前の状態よりは幸せです。
以前のままだと、本当に精神的に病んで過労自殺していたか寝たきりになっていたでしょう。
転職してよかった。
少なくとも転職して1~2年の今ではそう思います。
この転職後の感想談は、また定期的に述べていこうかと思います。
もしかしたら、転職後3~5年、はたまた10年くらい経つと意見が変わっているかもしれません。
できる限り、バッドエンドでも近況は伝えていこうかと思いますので、ぜひとも転職を検討される方は参考にされてくださいと思っています。
長期間更新が途絶えたときは…お察しください
安易は転職は本当にオススメしない
私は自身が転職して良かったと思っています。
しかし同時に、安易な転職は絶対にやってはいけないと思いました。
これは本当にマジです。
今の状況が確実に自身を殺すとわかっているならば転職するべきでしょう。
もしそれが、何となく…あるいは条件は今よりいい会社^^なんて甘い考えで転職を考えているのならば、一度思いとどまり、転職すべきかを真剣に考えるべきだと思います。
条件は今よりいい会社?
ないですから、本当に。
よっぽどヒドイ会社に勤めている以外は、たいていはステップダウンします。
私の周りでもありとあらゆる業界で転職している友人がおりますが、条件が良くなったと確実に言えるのは…
零細ブラック企業から外資系中堅企業に転職した友人と、零細企業から消防士に転職した友人だけです。
それ以外はステップダウンか同じくらいの転職結果に終わっています。
また、ブラック企業も転職ブームに乗っかって、おこぼれに授かろうと必死です。
ブラック企業は求人票を偽装し、普通の求人に紛れて転職者を食い潰します。
私の周りにも食いつぶされて転職を繰り返しているジョブホッパーな友人もいます。
そうなれば、条件はどんどんと悪くなっていき、下層の世界へと引きずり込まれていきます。
転職とはそういったリスクを伴うことを常に意識しなければいけません。
新卒で今の会社に来ていたら辞めていると思う
転職はリスクを伴う、なんて偉そうなことを言っておきながら、もし私が新卒で今の会社に入っていたら?
おそらく、適当に見切りをつけて転職していたと思います。
昇給2000円?
まず納得していないでしょう。
大企業の友人の昇給額を聞くや否や転職活動の準備に取り掛かっているに違いありません。
それがなぜ、今なら再び転職しないのか?
ふと疑問に思ったこともありますが、理由は何となくわかってきました。
おそらく…
人生に対して何に重みを置くかが変わってしまったのだと思います
今の私が人生で重きを置いているのは、生きることを考える時間のある生活です。
言い換えれば、時間的に余裕のある生活です。
今の生活はたしかに忙しいと思います。
残業も多いですし、休日出勤もあります。
しかしそれでも、じっくりといろいろと考える余裕のある生活なのです。
余裕というのは決して時間的なものだけでなく、心の余裕も意味します。
それなりに精神的な余裕があり、人としての生活を保てる最低限のお金はあり、一応健康を害さない程度の余暇はある生活。
それが今の生活なのです。
ですので私は、今は再び転職することなくしばらく様子見の生活を送っています。