同僚が転職活動を始めたらしい
私の職場は中途入社の比率がかなり多い部署になりますが、中途入社が多いがゆえに中途入社同士で情報交換をすることがたまにあります。
まあ、情報交換という名の愚痴の語り合いになることもありますが、たまに有益な情報をもらえることもあります。
その中で、転職活動を始めていると打ち明けてきた同僚がいました。
この会社の待遇や将来性に魅力が感じられず見切りをつけたいとのことです。
まあ、昇給2000円をはじめとした給料・福利厚生面では最悪レベルですからね、気持ちはわかります。
これまでも、こんな待遇なら誰かしら転職活動を始めてもおかしくないだろうとは思っていましたが、どうやら私の知るところでは転職活動中の人間としては第一号といったところです。
ちなみに、私より若い人ですので第二新卒枠を狙えるかもしれません。
ただまあ、転職が終わっていないのに転職活動を打ち明けてしまうのは若気の至りですね。
同僚に漏らしてしまう時点で転職活動は結構進んでいるのでしょうが、万が一転職活動がうまくいかずこの会社に居続けることになれば、自身が過去に転職活動をしていたなんて情報は足かせにしかなりません。
ただ実際、話を聞いてみますと選考は結構進んでいるみたいですので、居なくなるのは時間の問題かもしれませんが。
転職活動を打ち明けられて良いことなんて1つもない
転職活動を始めるのは個人の自由ですが、転職活動状況をわざわざ漏らしてくれたのは大そうな迷惑でしたね。
隠密に転職活動を終了して、事後報告で教えてくれるだけでよかったのです。
同僚が転職活動中であることを知らされることは百害あって一利なしです。
これには理由が2つあります。
1つは転職活動が周りにバレたときの逆恨みです。
いったい何人に同じようなカミングアウトをしているのかわかりませんが、中には上司や同僚に告げ口をする輩がいても不思議ではありません。
そういったときに、意味もなく疑われて密告の疑いをかけられるのが面倒なのです。
もう1つは同僚が転職活動をしている情報を持っていたと周りに知られることです。
私は同僚が転職活動をしようがしまいが本人の自由と思っているタイプです。
それゆえ、同僚が転職活動をしていても別に気にすることはありませんし、誰かに話すこともありません。
しかし中には、そういった情報は逐一教えてほしかったと言い出すタイプの人間も存在します。
同僚が転職活動をしている情報は教えてほしかったと愚痴愚痴言ってくるタイプです。
そういった人間に絡まれるのが面倒なのです。
特に自分より役職が上の人間がそのタイプの人間だった場合は、場合によっては意味もなくマイナス評価を受けるかもしれません。
情報を持っていてもリスキー、誰かに話してもリスキーで何も良いことはありません。
転職活動をしている同僚との仕事の距離感が難しい
私が入社してから、心が病んで辞めていく人や転職していく人は何人かおりました。
しかし皆、辞めていくことが確定してからの事後報告でしたので、後腐れなくすぐにいなくなっていきました。
それが今回は、まだまだ転職活動真っ盛りの状況で事実を知ってしまいましたので、意外に仕事に対するモチベーションに変化が出てきてつらいです。
とりあえず感じるのが、転職活動をしている同僚と関わる仕事のモチベーションが上がりません。
ちなみにその同僚とは直接的には関りがありませんが、間接的に仕事に関わっている間柄です。
そんな仕事を進めていく中で、上司から編成や役割分担の予定を聞くことも多々ありますが、メンバーである同僚はしばらく経ったらいなくなるかもしれません。
それゆえ、この計画って近い将来同僚の転職によって破綻するんじゃね?と内心思ってしまうのです。
かといって、上司に同僚が転職するかもしれませんなんて言えるわけもなくモヤモヤします。
組織の利益のためなら保険として告げ口するべきなのでしょうが、代償として同僚を告げ口した人間として職場に情報が広まるでしょうね。
まあ、下手に事を起こすよりは様子見に徹しようかと思います。
ただでさえ経済的な悩みを抱えているというのに、まったく余計な悩みごとを増やしてくれたものです。