婚活パーティーの進行が思いのほか早い
プロフィールカードの記入が終了し待つこと数分。
司会の女性らしき人がマイクで進行を開始しました。
簡単な挨拶に始まり、パーティーのシステムに関する説明などを話していました。
どうやら、一定時間が過ぎると男側が席を移動して個室を回るシステムだそうです。
まあ個室といっても仕切りだけがある半個室のようなものですが。
そして一通りの説明が終わると、パーティーの開始が告げられました。
とりあえず再び相手の女性と挨拶し、プロフィールカードを交換しました。
正直、最初に何を話したらよいかわからなかったので、とりあえず住んでいる場所のことでも聞きました。
今日は○○から来られたんですねなどと切り出し、そこから話を広げました。
しかし、趣味の話、仕事の話…その辺を話したところでしょうか、いきなり目覚まし時計のタイマーのような音が鳴りました。
そして…
それでは次の女性との会話を開始してくださいと司会の人からアナウンスがありました。
…短い!とても短い!
それが率直な感想でした。
こんな短い間で本当に相手のことなんてわかるのか?と思いました。
仕方がないので、最初の女性との会話を終了し、次の女性の席へと向かいました。
プロフィールカードと一緒に、相手の人の特徴をメモしておく紙をもらったのですが…
正直、それを使う時間がまったくありませんでした。
おそらく、かなりの速記ができる人でないと無理でしょう。
結局、次の女性の席においても、同じように少し話したらタイマーが鳴り響き、次の女性への移動を命じられます。
なんといいましょうか、思っていたよりせわしい雰囲気です。
あと、メモがうまく取れていないので、席を移動するにつれて最初の方々の記憶が薄れていきます。
毎回、同じような話をして、同じようなタイミングで終了する。
これは、会話というよりプロフィールの録音再生だなと思いつつ席を移動し続けました。
いろいろな女性がきている
異常なほど短い会話時間を繰り返し、席を移動し続けるトークタイム。
短い時間ではありますが、いろいろなタイプの女性が来ているなと感じることができました。
プロフィールカードをびっしりと記入しヤル気に溢れている女性、プロフィールカードがほぼ白紙で完全にヤル気がない女性。
自分から率先的に話す活発な女性、こちらから話さないと会話が成立しない女性。
本当に、いろいろなタイプの人がおりました。
そういえば、中盤ぐらいでしょうか…
趣味の欄が「婚活パーティー」と書いている女性がいました。
今回が初めての婚活パーティーである自分にとってこれは結構な衝撃でした。
趣味が婚活パーティー…まあ、趣味が人間観察といっているのと同義でしょうか。
少し婚活パーティーの闇を垣間見た気がします。
また、完全にヤル気のないギャルのような女性もおりました。
席に着くや否や、おそらく私に興味がなかったのでしょう、他の女性の参加者について質問攻めにあいました。
今日の周りはどんな職業の女性がきているのか?
周りの女性は美人な人が多かったか?
およそ私とは完全に関係のない質問が続き、結局それだけで会話が終わってしまいました。
…何なのでしょう。
自分が狙っている男性がいて、そのライバルの情報を得たかったのでしょうか。
そんな情報を得たところで、何か対策ができるわけでもないのに…。
とりあえず、とても不快な気持ちになりました。
料理が大流行しているらしい
あと、全体的に女性の趣味の欄が「料理」となっているのが気になりました。
だいたい8割くらいの女性が、趣味の欄に料理と書いています。
そんなに皆が皆、趣味が料理なんてありえるのでしょうか。
おそらくとりあえず書いとけ的な内容で料理がちょうど良いのかもしれませんね。
男側の同じ項目としたら…運動といったところでしょうか。
とまあそんなかんだで、せわしくながらも全員との会話が終了しました。
全員との会話が終了すると、何やら投票カードといったものを書くように指示を受けました。
どうやら、自身が気に入った女性の番号を第1~5希望まで記入するようです。
まあ想定はしていましたが、ここでトラブル発生です。
誰が誰だかまったく覚えておりませんーー;