電車で遊びに行く老人には席を譲らない

お年寄りには席を譲りましょう。
電車や駅内でしばしば見かけるフレーズです。
たしかに、休日に足もフラフラな老人を社内で見かけたら、
席を譲るかもしれません。
しかし、平日の朝からピクニックや旅行に行くような格好をしている老人には、
私は決して席を譲りません。
なぜ平日の朝から遊びに行くような人間に、
今から働きに行く人間が席を譲る必要があるのでしょう？
そもそも、遊びに行くような体力があるのなら、席に座らなくとも大丈夫でしょう。
むしろ、平日にクタクタになるまで働いているサラリーマンこそ席を譲られる存在です。
以前こんなことを年配の人に言うと…
あんたも同じような年になったとき、きっと寂しい思いをするよ。
と言われたことがあります。
乾いた笑いが出てきます。

私達の世代が老人になったら今の老人のように優雅な老後を過ごせません

今後、年金制度は確実に崩壊するでしょうし、
その崩壊した状態をカモフラージュするために定年が上げられ、
再雇用制度が義務化されるに違いありません。
結局、生涯働き続けろといわれるのです。
なんだかんだで、生涯お金に苦労しなければいけない世代です。
そんな絶望の将来がほぼ確実視される現状で、今の老人達を見ると…
正直うらやましくねたましく思ってしまいます。
それゆえ、平日に遊びに行けるような人間には電車で席を譲ることはありません。
むしろ、今の優雅な生活を支えている人達に感謝すらして欲しいほどです。
別に世の中の老人すべてが嫌いなわけでもありませんし、
老人に嫌な人がいるといいたいわけでもありません。
ただ、無意味なほど…老人にやさしくしましょうといった風潮が理解できないだけです。

老人たちは今までの日本を支えてきた大切な存在？

では日本の借金をすべて返済してから誇ってください。

あなたたちの親がそこにいても同じようなことができるか？

親と他人は別人です。
そんなことを言うなら私を我が子と思ってお金をください。
考えれば考えるほど敬老する意味が見いだせなくなってきます。

そういえば、ネットのコピペにも似たようなものがあったと思います。
せっかくなので以下に貼っておきます。

電車の座席はほぼ埋まり、車内には立っている人がちらほらいる程度
私の向かい側座席の前には男性１人、女性２人のハイキング帰りらしい高齢者が立っていた。
彼らの目の前の座席には若者２人と５０代ぐらいの女性１人が座っている。
若者は２人とも茶髪、１人はサングラスをしていた。
この人たちに気づいたのは、この高齢者組の男性が
「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」
「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、
最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」
などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。
どうも自分の前にいる若者に席を譲らせて女性２人を座らせたかったらしい。
ここまで嫌味っぽく言われると、まったく関係ない第三者の私だってちょっと気分が悪い。
すっかり眠気が覚めてしまった。
反対側にいる私が席を譲れば、
もう１人ぐらい誰か立ってくれるだろうと思って腰を浮かせかかった瞬間、
サングラスの若者が口を開いた。
「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの？
それっておかしくない？遊んできたんだろ？
こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。
だいたいさぁ、
俺みたいなヤツが土曜日も働いてあんたたちの年金を作ってやってるんだって分かってる？
俺があんたみたいなジジイになったら年金なんてもらえなくて、
優雅に山登りなんてやっていられないんだよ。
とにかく座りたかったらシルバーシートに行けよ」
細部の表現は覚えていないながら、こんな感じ。
チャラチャラしているように見える若者の意外な発言に正直言ってビックリ仰天した。
「お年寄りに席を譲りましょう」とか「お年寄りを大切にしましょう」
などというキレイごとを聞いて育ってきた世代の私にしても、
彼の言っていることは正論に聞こえた。あたしって壊れてきているのかな？
浮かせかかった腰を再び降ろしちゃったよ。
３人の高齢者は凍りついたように黙りこくり、次の駅で降りていった。
ほかの車両に乗り換えたのかもしれない…

まあなんだ、同感すぎて言うことは何もありません。
笑いえないところを挙げるとすれば、
こういった状況がコピペだけでなく現実でもごく稀に見かけるということです。
コピペの若者のように反論をする人は見かけたことはありませんが、
遊び疲れた老人たちがサラリーマンに席を譲られていくのはときたま目にします。
おいおい逆だろ？
などと思いながらそういった光景を見ています。
たまに…

いやいや、立っていられますので大丈夫です！

と頑なに座るのを拒否する老人も見かけますが、あれも見ていて滑稽ですね。

何自分の意見を主張して張り合おうとしてんだこの老人は？
疲れているいないに関わらず、席を譲られたらとりあえず座っとけと

年の功が本当にあるならば、
とりあえず好意を受けて席を譲った人を気持ちよくさせろと思います。
私は、どうも今どきの年寄りが年寄りに見えないことが多々あるんですね。
どうかんがえても年寄りではなく歳を取っただけの若者に見えることがあるのです。

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