歳をとって次第にわかる虚しさ

ここ数年、体力の低下を感じます。
何を今更…なんて周りには言われるのですが、
ここ最近の低下は今までのそれとは少し違う気がします。
今までは、単に運動不足やら食生活の乱れからくるいわば一過性の体力低下でした。
しかしここ数年感じてきている低下は一過性というよりは…老いというものでしょう。
もちろん、覚悟はしていたつもりです。
人間誰しも老いからは逃れられません。
体力の溢れていた若い時期から、徐々に中年へと…頭では理解していたつもりでした。
でも実際、自身で感じるようになると結構堪えますね。
うまく言えませんが、大げさに言えば自分たちの世代が終わっていくような虚しさを感じます。
これはたしかに一歩間違えば精神的にかなりマズイですね。
歳を取ると気力がなくなっていく人の気持ちが少し理解できるようになりました。
気持ちを常にしっかりと持てる人ならそんな心配はいらないのでしょうが、
そうでない人だと…たしかに気力が落ち込みます。

若いうちなら何でもできる！

昔から中年や老人から幾度となく言われてきました。
なるほど、たしかに若さというのは大事ですね。
振り返れば、何でもチャレンジできたなと思えます。
しかしこれがジレンマで、当時はそれに気づくことができないものです。
そしてきっと今も、未来の私からすれば同じ状況なのでしょう。

歳を取れば取るほど、新しいことにチャレンジする気力がなくなると言いますが、
まあこのままズルズルと無為に生活を送っているとそうなる気がします。
実際、私自身も生活の変化を嫌うようになってきました。
何となく今のままでいいやと思ってしまうのです。
歳をとっていくと保守的になると言われていますが、歳をとったから保守的になるのではなく、
歳をとって精神的に弱くなってきているから保守的になるのでしょう。

少し運動でも始めてみようかなと思います。
少しずつでも良いので何か生活に変化をつけるのが大事でしょう。
老いに身を任せてしまうと、一気に老けてしまうような気がしてなりません。

まだまだ若さに抗いたいものです。

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